飲食業界のバックヤードに、大きな革新の波が押し寄せています。飲食店と卸業者をスマートに結ぶ画期的な受発注システム「CONNECT(コネクト)」を展開する株式会社ハイドアウトクラブが、新たな便利機能をリリースしました。なんと、卸業者が受注したデータをベースにして、自動的に請求書を生成できる仕組みを組み込んだのです。しかも、この素晴らしい新機能は利用している企業に向けて、追加料金なしの無料サービスとして提供されるというから驚きを隠せません。
これまでの飲食店と卸業者の間におけるやり取りといえば、2020年01月08日現在でもファクスを用いたアナログな手法が主流となっています。紙の処理や手入力の手間、それに伴う誤発注などのトラブルに頭を悩ませてきた事業者も少なくないでしょう。ハイドアウトクラブは、こうした前時代的な商習慣をインターネットの力でデジタル化し、業務効率を劇的に改善する先進的なサービスを手掛けて、業界内で大きな注目を集めています。
SNSなどのネット上でも今回の機能追加は大きな話題を呼んでおり、「毎月の請求書作成に追われていたから本当に助かる」「ファクス主体の業界がこれで一気に変わりそう」といった、現場からの歓喜と期待が入り混じった声が多数寄せられていました。手作業によるミスを減らし、時間を大幅に節約できるこの自動化は、人手不足が深刻化する現代のビジネスシーンにおいて、まさに切望されていた機能といえます。
さらに、この企業が描く未来のビジョンはこれだけに留まりません。今後は、最先端の人工知能(AI)を活用することによって、どの食材や資材がどれだけ売れるかをあらかじめ見極める「需要予測」のシステム開発にも着手する予定です。AIによる需要予測とは、過去の膨大な販売データやトレンドをコンピューターが分析し、将来の売れ行きを高い精度で予測する技術を指し、これによって過剰な在庫を抱えるリスクを大幅に減らせます。
それだけでなく、スマートスピーカーとシステムを連動させることで、声だけで簡単に受発注を完結できる先進的な仕組みづくりも並行して進めていく方針です。仕込みや調理で手が離せない厨房の中にいても、話しかけるだけで注文ができる未来がすぐそこまで来ています。テクノロジーを駆使して飲食業界の当たり前をアップデートしていく彼らの姿勢には、目を見張るものがあると感じます。
このような高い将来性と技術力が評価され、同社は強力なパートナーからのバックアップを得ることに成功しました。ベンチャーキャピタル、いわゆる成長期待の高い未上場企業へ出資を行う投資会社である「GMOベンチャーパートナーズ」や「ジェネシア・ベンチャーズ」などを引受先として、第三者割当増資を実施し、総額1億2000万円という多額の資金調達を達成したのです。
ハイドアウトクラブは、もともとウイスキー愛好家などに向けたこだわりのバー情報を提供するアプリを運営しており、そのノウハウを活かして2018年に新規事業としてこの「CONNECT」をスタートさせました。発注側となる飲食店は、この便利なシステムを初期費用や月額の手数料を払うことなく、完全無料で利用できる点が最大の魅力です。
一方で、受注側となる卸業者などの利用料金は、標準的なスタンダードプランで税別月額3万9800円に設定されています。これだけの投資で毎日の煩雑な業務から解放されるのであれば、十分に価値がある選択肢でしょう。現に、2019年11月には月間の取扱商品数が15万点に達するほどの急成長を遂げており、今後の飲食業界におけるインフラとして、さらに欠かせない存在になっていくことは間違いありません。
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