高校サッカー界の頂点を決める熱い戦いが、今年も大きな盛り上がりを見せています。2020年1月3日、さいたま市に位置する浦和駒場スタジアムをはじめとした各会場で、第98回全国高校サッカー選手権大会の4日目となる3回戦の計8試合が開催されました。代表校たちが魂をぶつけ合う激戦が繰り広げられた結果、準々決勝へと駒を進める至高のベスト8が遂に決定したのです。
今大会で特に注目を集めているのが、2連覇という偉業を狙う青森山田(青森)の圧倒的な強さでしょう。富山第一(富山)と対戦した彼らは、終始試合の主導権を握り続け、4対1という大差で快勝を収めました。ディフェンディングチャンピオンとしてのプライドと実力を遺憾なく発揮したこの試合には、SNS上でも「今年も青森山田の壁は高すぎる」「王者の風格がある」といった驚きと称賛の声が相次いで投稿されています。
また、帝京長岡(新潟)も神戸弘陵(兵庫)を相手に5対0という驚異的なスコアで完勝しました。この試合で主役となったのが、ハットトリックを達成したエースの晴山岬選手です。ハットトリックとは、1人の選手が1試合のなかで3得点以上を決めるという、サッカーにおいて非常に難易度が高く名誉な記録を指します。彼の素晴らしい大活躍によってチームは見事に勢いづき、次戦への期待がさらに高まったと言えるでしょう。
そのほかにも、手に汗握る白熱したゲームが各地で展開されました。徳島市立(徳島)は筑陽学園(福岡)との息詰まる接戦を1対0でモノにし、見事な競り勝ちを収めています。さらに、四日市中央工(三重)と仙台育英(宮城)の2校は、実力が拮抗した緊迫の展開から、最終的にPK戦(ペナルティキック戦)という過酷なサドンデスを制して次のステージへの切符を掴み取りました。
勢いに乗る昌平(埼玉)や矢板中央(栃木)、そして卓越した技術で観客を魅了する静岡学園(静岡)も順当に勝ち上がりを決めています。筆者の個人的な意見として、今年のベスト8はどこが優勝してもおかしくないほど戦力が充実している印象です。特に静岡学園の伝統的なプレースタイルである、華麗なドリブルやパスワークが次戦でどのように炸裂するのか、今から楽しみで胸が躍るような気持ちを抑えきれません。
全国のサッカーファンの視線が集まる注目の準々決勝は、2020年1月5日に開催される予定となっています。一発勝負のトーナメントだからこそ生まれるドラマや、負けたら終わりの極限状態で見せる高校生たちの涙と笑顔は、観る者の心を激しく揺さぶるはずです。頂点へと駆け上がるのは一体どの高校になるのか、彼らが織り成す新年の熱いドラマから、一瞬たりとも目が離せそうにありません。
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