1箱1万円の超高級フルーツ!岡山県の新ブランド苺「晴苺(はれいちご)」がデビュー、その魅力と甘さの秘密に迫る

果物王国として名高い岡山県から、冬の味覚を代表する新たなスターが誕生しました。2020年1月6日、岡山県は県産イチゴの新しいブランド「晴苺(はれいちご)」を華々しくお披露目したのです。これまで岡山といえば夏の桃や秋のブドウが有名でしたが、この新品種の登場により、一年を通じて極上のフルーツを楽しめる産地としての地位を確固たるものにするでしょう。

すでにSNS上でも「1箱1万円のイチゴってどんな味?」「大切な人へのギフトに絶対に贈ってみたい!」といった驚きと期待の声が次々と投稿されており、消費者からの注目度の高さが伺えます。伊原木隆太知事も記者会見の場で「岡山のプライドをかけて作るイチゴであり、必ず成功させたい」と熱く語っており、県を挙げた本気度がビシビシと伝わってきますね。

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芯まで赤くて甘い!ベースとなる「おいCベリー」の秘密

この晴苺の最大の特徴は、何と言ってもその際立つ甘さと、果肉の芯まで美しい赤色に染まっている点にあります。ベースとなっているのは「おいC(シー)ベリー」という品種です。これはビタミンCが非常に豊富で、市販の品種のなかでもトップクラスの栄養価と濃厚な味わいを持つことで知られる、まさにエリート級のイチゴと言えます。

岡山県では、この優れた品種のポテンシャルをさらに引き出すため、栽培方法に徹底的なこだわりを持たせています。たとえば、より大きく甘い実を育てるために不要な花や実を取り除く「間引き(摘果)」という専門的な作業を行ったり、肥料の量を細かく調整したりと、農家の方々の並々ならぬ手間暇がかけられているわけです。

厳しい基準をクリアした「晴苺」の驚きの価格と海外戦略

そうして大切に育てられたイチゴの中から、さらに厳しい選別が行われます。1粒の重さが30グラム以上という大粒の基準を設け、形や色づき、表面の美しい光沢などをすべて人間の目で丁寧にチェックしていくのです。このような厳しい関門を突破した最高品質のものだけが、晴苺という輝かしい名前を名乗ることを許されます。

そのため、1箱およそ15粒入りで、店頭での販売価格はなんと1万円前後になる見通しとのことです。まさに超高級フルーツですが、その価値は十分にあると言えるでしょう。また、漢字を用いたネーミングは、中華圏などをメインターゲットとした輸出戦略においても、非常に親しみやすく有利に働くと期待されています。まずは2020年3月末までに、首都圏へ向けて1トンの出荷を目指して動き出しました。

編集者の視点:フルーツ王国岡山のブランディング戦略

2019年のデータによると、岡山県全体のイチゴ栽培面積20.6ヘクタールのうち、おいCベリーは2.7ヘクタールを占めています。県は2018年にプロジェクトを立ち上げ、長い時間をかけてこの新ブランドの育成に取り組んできました。私個人としては、この晴苺の誕生は単なる新品種の発表にとどまらず、岡山県の農業ビジネスにおける非常にクレバーな戦略だと高く評価しています。

なぜなら、手薄だった冬から春にかけての強力な商品が加わることで、「いつ訪れても美味しい果物がある岡山」という最強のブランドイメージが完成するからです。高価格帯に絞ったターゲティングも、現代の贈答用高級フルーツ需要に完璧にマッチしています。これからこの晴苺が、日本国内のみならず世界の高級市場を席巻していくのが今から楽しみでなりません。

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