北海道を拠点に全国へネットワークを広げる大手物流企業のロジネットジャパンが、新たな勝負へ打って出ました。同社は2020年01月14日、九州エリアにおける事業基盤をさらに強固なものにするため、福岡県福岡市内に完全子会社「ロジネットジャパン九州」を立ち上げると発表したのです。設立日は2020年02月03日を予定しており、新年早々のビッグニュースに業界内外から大きな注目が集まっています。
実は、同グループによる九州への布石はこれが初めてではありません。遡ること2019年04月には、傘下のロジネットジャパン東日本がすでに福岡支店を構えており、現地での足がかりを確実に築いてきました。今回はそれをさらに発展させ、独立した新会社を設立することで、九州全域での事業拡大を一気に加速させる構えです。SNS上でも「九州の物流がさらに活発になりそう」「北海道の企業が南で勝負するのは胸が熱い」と、期待の声が続々と寄せられています。
環境にも優しい!長距離幹線輸送とモーダルシフトの可能性
ロジネットジャパンの強みは、個人の自宅へ荷物を届ける宅配事業だけにとどまりません。特に注目したいのが、トラックと鉄道を巧みに組み合わせた「長距離幹線輸送」です。これは都市と都市を結ぶ大量輸送のことで、同社はこれまで北海道外での市場開拓を積極的に進めてきました。複数の移動手段を連携させるこの仕組みは、物流業界で「モーダルシフト」とも呼ばれ、環境負荷を減らす画期的なアプローチとして今まさに脚光を浴びています。
編集部としては、今回の福岡での新会社設立は極めてスマートな戦略だと確信しています。九州はアジアへの玄関口であり、九州発着の物流ニーズは今後も間違いなく高まり続けるでしょう。トラックドライバー不足が深刻化する現代において、鉄道を組み合わせた効率的な輸送ルートが九州に根付くことは、地域経済にとっても大きなプラスになるはずです。北の大地で培った確かなノウハウが、南の地でどのようなイノベーションを起こすのか、今後の展開から目が離せません。
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