アメリカ女子プロゴルフツアーの今シーズン幕開けを告げる重要な初戦が幕を開けました。日本中が注目する畑岡奈紗選手が、2020年1月16日の第1ラウンドで見事なロケットスタートを決めています。首位と迫る5アンダーの5位タイという好位置につけ、国内外のゴルフファンを早くも熱狂させているようです。昨年の同大会では16位という結果に甘んじていただけに、今回の滑り出しは今季の飛躍を大いに予感させるものとなりました。
今回の好発進を支えたのは、彼女が世界に誇る最大の武器である「ショットの正確性」です。本人は試合後、パッティングにおける距離感のズレに少し苦戦したことを明かしています。しかし、それを補って余りあるショットのキレが、なんと6つのバーディー量産へとつながりました。これにはSNS上でも「ショットの安定感が格違い」「安心して見ていられる強さがある」といった、ファンからの絶賛と安堵の声が相次いで寄せられています。
試合の詳細を振り返ると、まさに圧巻のプレー内容でした。1番ホールでは、2打目をピンの目と鼻の先にピタリと寄せる技ありのショットを披露し、幸先よくバーディーを奪取します。その後も危なげない安定したゴルフを展開した彼女は、終盤の16番と17番でも連続してスコアを伸ばしました。コースを戦略的に攻略していく姿は、2020年1月13日に21歳の誕生日を迎えたばかりとは思えないほどの老練さを感じさせます。
最終18番のパー3では、狙っていた「フェードボール」のコントロールがわずかに狂う場面もありました。フェードボールとは、右打ちの選手の場合にボールが直線から右へと緩やかに曲がる球種のことで、狙った場所に止めやすい特徴があります。これが想定より飛びすぎてしまい、この日最初で最後のボギーを叩いたものの、大きな崩れはありませんでした。17歳で米ツアーの資格を得てから4年目、彼女の成長速度には目を見張るものがあります。
メディアの視点から言及すれば、現在の彼女からは若き天才という枠を超え、風格さえ漂っているように思えます。2020年は東京五輪が控える特別な1年であり、彼女自身もオリンピックに向けた調整と、5つあるメジャー大会での初優勝という高い目標を掲げました。この強い意志と有言実行の姿勢こそが、多くの人を惹きつける理由でしょう。悲願のメジャータイトル獲得と金メダルへの道筋は、この開幕戦の素晴らしい一歩から着実に始まっています。
コメント