スマートフォンでの動画視聴やSNS利用が日常に溶け込む中、KDDI(au)が非常に大胆な一手を打って出ました。なんと、データの通信容量に上限を設けていない同社の最上位携帯料金プランが、2020年2月1日から月額1500円も値下げされることが決定したのです。定期契約を結ばない場合の月額料金は、税別で7650円となり、従来の価格から2割近くも引き下げられます。毎月のデータ残量を気にしたくないヘビーユーザーにとっては、まさに待望のニュースと言えるでしょう。
さらに、家族割引などの各種割引サービスを組み合わせることで、月額料金は最安で税別4480円まで下がります。また、今回の改定ではスマホをWi-Fiルーターのように扱い、ノートパソコンやゲーム機をインターネットに繋ぐ「テザリング機能」のデータ容量上限も、従来の20ギガバイトから30ギガバイトへと10ギガバイト分も引き上げられることになりました。ちなみに1ギガバイトとは「10億バイト」を指す単位で、大容量の動画やデータをやり取りする現代の通信には欠かせない指標です。
この発表を受けて、SNS上では「ついにauが本気を出した」「実質ギガ使い放題でこの価格は嬉しい」といった喜びの声が続々と上がっています。一方で「割引をフルに適用しないと恩恵が薄い」「他社の追随に期待したい」といった冷静な意見も見られ、ネット上は大きな盛り上がりを見せている状況です。いつでもどこでも快適にネットを楽しみたい層にとって、今回の機能拡充とプライスダウンが魅力的な選択肢になることは間違いありません。
私個人の視点として、今回のKDDIの決断は、今後の通信業界全体の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めた素晴らしい英断だと評価しています。これほど思い切ったプラン改定に踏み切った背景には、間違いなく新たな競合である「楽天」の存在があるはずです。ここからの大手キャリア同士の激しい顧客獲得競争が、私たちユーザーにとってより大きなメリットをもたらしてくれることを、大いに期待したくなります。
激化するキャリアの覇権争い!楽天参入がもたらす通信業界の未来
実際に、新興勢力である楽天は2019年10月1日から、一部地域に限定して5000人を対象とした携帯電話の無料サービスを開始しています。そして、いよいよ2020年4月1日からは本格的な商用サービスのスタートを予定している状況です。第4のキャリアとして名乗りを上げた楽天の動向は、NTTドコモやソフトバンクといった既存の大手通信会社をも大きく刺激しており、本格的な値下げ合戦へのカウントダウンが始まったと言えます。
ライバル他社の現状を見てみると、NTTドコモは30ギガバイトの容量を持つ「ギガホ」プランを、定期契約なしで月額税別7150円で展開しています。また、ソフトバンクは50ギガバイトの「ウルトラギガモンスター+(プラス)」を月額税別7480円で用意しており、特定の動画サイトやSNSの通信量を消費しない仕組みで差別化を図っています。ここにKDDIが制限なしの値下げプランで殴り込みをかけた形になり、三つ巴の戦いはさらに熱を帯びていくでしょう。
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