テック業界の巨人である米IBMが、世界中の投資家を沸かせる驚きのニュースを発表しました。同社が2020年1月21日に開示した2019年10〜12月期の決算によると、売上高が前年の同じ時期に比べて0.1%増加の217億7700万ドル(約2兆3900億円)に達したそうです。わずかなプラスに見えるかもしれませんが、実はこれ、同社にとって実に6四半期ぶりとなる記念すべき増収の瞬間となりました。
今回の劇的なV字回復を力強く牽引したのは、かねてより注力していた企業向けの「クラウドサービス」です。クラウドとは、自社で巨大なサーバーなどの設備を持たずに、インターネット越しにデータ処理やシステムを利用できる仕組みを指します。企業のデジタル化(DX)が急速に進む中、IBMが提供する安全で高度なクラウド環境が、多くのビジネス現場から熱い支持を集めている結果と言えるでしょう。
事前の市場予想であった216億4000万ドルを鮮やかに塗り替えたこの実績は、株式市場にも大きな衝撃を与えています。好決算がサプライズとなって伝わると、2020年1月21日の時間外取引でIBMの株価は、通常の終値に比べて一時5%も急騰する展開を迎えました。SNS上でも「これまでの低迷を打ち破る見事な復活劇だ」「クラウドシフトの戦略がようやく実を結んだ」といった歓喜の声が相次いでいます。
長年、既存のハードウェアビジネスからの脱却に苦しんできた同社ですが、今回の結果からは確かな変革の兆しが感じられます。単なる一時的な回復にとどまらず、最先端テクノロジーの領域で再び主導権を握るポテンシャルを示したのではないでしょうか。競合がひしめくクラウド市場において、老舗のプライドをかけたIBMが今後どのような成長を描いていくのか、その動向から目が離せません。
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