エン・ジャパン鈴木社長とパーソル高橋副社長が結ぶ熱い絆!リーマンショックを乗り越えた同世代ライバルの「同志愛」と日本の雇用改革への挑戦

ビジネスの第一線で戦う競合他社のトップ同士といえば、どこかギスギスした関係を想像してしまいがちではないでしょうか。しかし、人材サービス大手であるパーソルホールディングスの副社長を務める高橋広敏さんと、エン・ジャパンの社長である鈴木孝二さんの間には、そんな常識を覆す特別な絆が存在しています。SNS上でも「これほど熱いライバル関係は羨ましい」「競合でありながらリスペクトし合える関係が素敵」と、多くのビジネスパーソンから感動と共感の声が寄せられているのです。

お二人の出会いは、今から11年以上も前に遡る2008年12月のことでした。当時、高橋広敏さんはインテリジェンス(現在のパーソルキャリア)の社長に就任したばかりであり、鈴木孝二さんもまた、エン・ジャパンで初となる生え抜きの社長に抜擢されたばかりのタイミングだったのです。ともに30代後半という若さで大企業の舵取りを任されたお二人は、転職業界の幹部が集まる会合の席で、数少ない同世代の経営者として運命的な言葉を交わすことになりました。

しかし、当時の経営環境はまさに絶望的とも言える状況に直面していました。2008年9月に発生したリーマン・ショック(米国の投資銀行の破綻をきっかけに世界規模で起きた深刻な経済危機)の余波により、転職市場の求人広告件数は一気に激減してしまったのです。新任社長として会社を救うべく奔走していたお二人は、初対面という緊張感すら忘れ、どうやってこの未曾有の危機を切り抜けるべきか、経営の本音をぶつけ合いました。

さらに、高橋広敏さんが大分県、鈴木孝二さんが愛媛県という四国・九州エリアの出身であることも、二人の距離を急接近させる要因となりました。地方創生(地域の経済やコミュニティを活性化させて日本全体を元気にする取り組み)に対する熱い共通の想いを抱いていたお二人は、すぐに意気投合したといいます。その後はプライベートな悩みまで深く語り合えるような、かけがえのない飲み仲間へと発展していきました。

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常識を覆す挑戦!若きリーダーたちが目指す新しい雇用のカタチ

時代は流れ、かつて転職市場で定説とされていた「35歳限界説(35歳を過ぎると異業種への転職が難しくなるという過去の古い認識)」は完全に崩壊しました。それでもなお、日本特有の雇用慣行である新卒一括採用(企業が卒業予定の学生を毎年一斉に採用する制度)への過度な偏重は根強く残ったままです。高橋広敏さんは、このままでは世界的な優秀な人材の争奪戦において、日本企業が完全に後れを取ってしまうのではないかと強い危機感を募らせています。

筆者は、このような競合の枠を超えた「美しいライバル関係」こそが、停滞する日本経済をブレイクスルーする鍵になると確信しています。互いに手の内を知り尽くした同志だからこそ、馴れ合いではなく本気の切磋琢磨が生まれ、市場全体をポジティブに変革していけるのでしょう。高橋広敏さんが語る「鈴木社長と一緒に日本の古い雇用慣行を変革したい」という力強い決意からは、日本の未来を背負う経営者の覚悟がひしひしと伝わってきます。

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