富山県民の皆様やビジネスで北陸を訪れる方々に、耳寄りなニュースが飛び込んできました。全日本空輸(ANA)が2020年1月22日、待ちに望まれた今年度の夏ダイヤ(2020年3月29日から2020年10月24日まで)を公式に発表したのです。多くの方が動向を注視していた富山と羽田を結ぶ路線については、現行の1日4往復という運航体制が見事に維持されることになりました。SNS上でも「減便にならなくて本当に一安心した」といった安堵の声が相次いでおり、地域の交通インフラとしての期待の高さがうかがえます。
さらに嬉しいことに、北の大地へと繋がる富山―新千歳(札幌)便も、これまで通り1日1往復が継続される方針です。旅の選択肢が狭まらなかったことは、旅行計画を立てる上でも大きなプラス材料と言えるでしょう。今回のダイヤ改正は、利便性を損なうことなく現状を維持できた点で、利用者にとって非常に満足度の高い内容となっています。
ゴールデンウィークの混雑も安心!機材大型化で1000席以上のボリュームアップ
今回の発表における最大の注目ポイントは、大型連休などの需要が高まる繁忙期に向けた、柔軟な座席供給の強化にあります。ANAはメインの機体として、166席を配置したボーイング737―800型機という「ナローボディ機(客室に通路が1本だけある小型から中型の旅客機)」をベースに運航を続ける予定です。しかし、5月の大型連休といった大混雑が予想される特別な期間には、一部の便にエアバス321型機(194席)を導入することを決定しました。
このように機材をひと回り大きなものへ変更する「機材大型化」を行うことで、期間中には全体で約1000席もの座席数増加が見込まれています。予約が殺到するシーズンでも航空券が手に入りやすくなるため、帰省や観光の計画が非常に立てやすくなるはずです。機内が新しく快適なエアバスの導入は、移動時間をより心地よいものへと変えてくれるに違いありません。
新幹線復活の裏で激化するシェア争い!これからの航空ネットワークに望むこと
この背景には、2019年の台風で甚大な被害を受けた北陸新幹線の運休トラブルが大きく影響しています。当時は東京と金沢をダイレクトに結ぶ新幹線がストップしたため、代替の移動手段として羽田便に臨時便が出るほど航空需要が急増していました。しかし、新幹線が全線で運転を再開した現在ではその特需も落ち着きを見せており、今回のダイヤでの定期的な増便は見送られる形となっています。
筆者の視点として、新幹線という強力なライバルが復活した今だからこそ、航空会社には定時運航の徹底や独自のサービス向上を期待したいところです。悪天候に強い鉄道に対し、飛行機には「圧倒的な移動時間の短さ」という最大の武器が存在します。今後も両者が健全に競い合い、北陸の地がさらに活気づくことを切に願っています。
コメント