毎日の通勤や通学で、踏切がなかなか開かずにやきもきした経験はありませんか。そんな日常のイライラを解消してくれる画期的な取り組みを、京成電鉄がスタートさせました。同社は運行情報を案内する専用のウェブサイトへ瞬時にアクセスできる「QRコード」を、踏切の看板に掲示し始めています。列車の遅延や事故などが原因で、踏切が長時間にわたって遮断されてしまった際、その場で手軽に最新状況をチェックできる仕組みです。
QRコードとは、スマートフォンなどのカメラで読み取るだけで、特定のホームページに一瞬でジャンプできる便利な二次元コードのことです。今回の施策によって、利用者は「いつ運転が再開するのだろう」と不安を抱えたまま待ち続ける必要がなくなります。状況をいち早く把握できれば、別のルートへ迂回するといった賢い判断もスムーズに下せるでしょう。SNS上でも「これは本当に助かる」「全鉄道会社に普及してほしい」といった称賛の声が相次いでいます。
さらに、この取り組みは日本人だけではなく、日本を訪れる外国人観光客にも配慮された優しい設計となっています。QRコードの下部には、日本語を含めた4カ国語での案内が併記されており、言葉の壁を越えて誰でも直感的に使い方が理解できる工夫が凝らされました。京成電鉄は2020年3月末までに、まずは主要な踏切93カ所への設置を完了させる計画です。その後、2020年4月以降も必要に応じて設置場所を拡大していく方針を掲げています。
これまでも踏切が「開かずの踏切」と化してしまった際には、多くの利用者から同社へ問い合わせが寄せられていたそうです。京成電鉄は「その場でタイムリーに運行状況を確認してもらうことで、少しでも利用者のストレスを解消できれば」と、今回のサービスに期待を寄せています。現代の必須アイテムであるスマホを上手に活用した、非常に素晴らしい顧客ファーストのアイデアだと私は強く感じました。
トラブル時に正確な情報が素早く手に入ることは、乗客の安心感に直結します。こうしたデジタル技術を活用した親切なインフラ整備が、今後の鉄道業界のスタンダードになっていくことを期待したいですね。
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