エンターテインメントの老舗である松竹が、劇場を飛び出して街全体を舞台にした画期的な街歩きツアーの企画製作に乗り出すことになりました。その記念すべき第1弾として、2020年3月から東京・日本橋を舞台にした新しい体験型イベントがスタートします。江戸時代の超人気文学「東海道中膝栗毛」でおなじみの凸凹コンビ、弥次さんと喜多さんが現代にタイムスリップしてきたという、聞くだけでワクワクするような設定です。映画や歌舞伎のノウハウを詰め込んだ松竹ならではの挑戦に、今から期待が高まりますね。
このツアーは「日本橋シアトリカルツアー」と名付けられ、日本橋の街作りに深く関わる三井不動産が特別協力としてバックアップしています。「シアトリカル」とは「演劇的な」という意味を持つ言葉で、まさに参加者自身が物語の登場人物と一緒に歴史を旅するような、没入感溢れる演出が特徴です。SNS上でも「大好きな弥次喜多と街歩きができるなんて夢のよう」「松竹の本気が見られそうで楽しみ」といった期待の声が続々と寄せられており、早くもトレンドに敏感な人たちの間で大きな反響を呼んでいます。
ツアーの行程には歴史あるスポットが目白押しです。1699年に創業したかつお節の超老舗「にんべん」や、9世紀頃にはすでに存在し2014年に見事再建された「福徳神社」などを約2時間かけてじっくり巡ります。ただ景色を眺めるだけでなく、各店舗での美味しい試食体験なども用意されているのが嬉しいポイントでしょう。弥次さん喜多さんのコミカルな掛け合いを間近で楽しみながら、現代の東京に今も息づく江戸の歴史文化を五感でたっぷりと体感できる贅沢な内容となっています。
さらに注目したいのは、このツアーが夜の時間帯にも開催される点です。近年注目されている「ナイトタイムエコノミー」、つまり夜間の経済・観光活動を活性化させる試みとしても一役買うことになるでしょう。夜の日本橋が持つ幻想的な雰囲気を活かした演出は、昼間とは一味違う大人のエンターテインメントを提供してくれるに違いありません。仕事帰りのデートや、いつもと違う夜の過ごし方を探している方にとっても、魅力的な選択肢になるはずです。
実は松竹、2019年1月にも銀座を舞台にした同様のツアーを先行実施しており、その際「ぜひ常設化してほしい」という熱烈な声が数多く寄せられた実績があります。今回はまさにそのファンからの熱い要望に応えた形での本格始動と言えるでしょう。私自身、こうした伝統と現代が融合した体験型エンタメは、これからの日本の観光をさらに面白くする起爆剤になると確信しています。劇場を飛び出した松竹が魅せる新しい感動を、ぜひ日本橋の街で体感してみてください。
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