バスケットボール界の日本一を決める最高峰の戦いが、今年もついにクライマックスを迎えています。2020年1月10日、さいたまスーパーアリーナを舞台に「第95回天皇杯・第86回皇后杯全日本選手権」のファイナルラウンド第2日目が開催されました。今大会は実業団やクラブチーム、学生などカテゴリーの枠を超えて頂点を争うトーナメント戦です。この日は日本の女子トップリーグである「Wリーグ」のチーム同士による、プライドをかけた激しい準々決勝が繰り広げられました。
悲願の初タイトルを狙うデンソーは、山梨と対戦して74対49という大差で見事に快勝を収めました。これで3大会連続となる準決勝進出を決め、チームの仕上がりの良さを強く印象づけています。SNS上でも「今年のデンソーは攻守のバランスが抜群で、初優勝の期待が膨らむ」といったファンの熱い声援が溢れていました。安定した試合運びを見せる彼女たちの存在は、今大会の台風の目として他の強豪チームにとっても大きな脅威になるに違いありません。
一方で、前人未到の7連覇という偉業に挑む絶対女王のJX-ENEOSも、その圧倒的な実力を遺憾なく発揮しています。アイシンAWを相手に75対41というダブルスコアに近い点数で大勝を飾りました。王者の風格さえ漂う完璧なゲーム展開には、ファンからも「強すぎて鳥肌が立った」などと驚嘆するコメントが相次いでいます。女王としてのプライドと、連覇に向けた執念がコート全体からひしひしと伝わってくるような圧巻のパフォーマンスでした。
この日一番の死闘となったのが、三菱電機と日立ハイテクによる一戦でしょう。両者一歩も引かない大接戦となり、試合は通常の時間内では決着がつかず、延長戦へと突入する劇的な展開を迎えました。最終的には三菱電機が52対50というわずか2点差でライバルを振り切り、見事に勝利を掴み取っています。試合終了の瞬間、コート上で抱き合って喜びを爆発させた選手たちの姿は、観客だけでなくネット上の多くの人々の胸を熱く焦がしたようです。
また、実力派同士の激突となったトヨタ自動車とトヨタ紡織の「トヨタダービー」は、87対69でトヨタ自動車が快勝しました。オフェンス力を爆発させた見事な勝利であり、準決勝に向けて大きな弾みをつけたと言えます。明けた2020年1月11日には、いよいよ運命の男女準決勝が幕を開けます。女子はデンソー対三菱電機、そしてトヨタ自動車対JX-ENEOSという、瞬き厳禁の至高のカードが決定しており、さらなる熱戦から目が離せません。
一発勝負のトーナメントだからこそ生まれるドラマや、選手たちの執念には毎回深く感動させられます。特に延長戦を制した三菱電機のような粘り強い戦いは、スポーツの醍醐味が凝縮されていると感じました。絶対女王の背中を追う各チームの戦略や、準決勝での戦術のぶつかり合いは非常に見応えがあるでしょう。誰が勝ってもおかしくないハイレベルな戦いを、現地や画面の前で全力で応援し、日本バスケ界の新たな歴史の目撃者になりたいものです。
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