IT大手のSCSKとその完全子会社であるSCSKニアショアシステムズは、2020年1月28日に秋田県および秋田市と立地協定を結びました。これにより、2020年4月に秋田市へ情報システムの開発や保守を専門に行う新拠点が誕生します。地方でのキャリアを望むエンジニアにとって、今回の進出は大変魅力的なニュースとして注目を集めているようです。
SNS上では「地元にいながら最先端のIT仕事ができるのは嬉しい」「地方創生に繋がる素晴らしい取り組みだ」といった、期待に満ちた好意的な反響が相次いでいます。東京一極集中からの脱却を目指す現代において、このような地方への拠点展開は、多くの求職者が待ち望んでいたトレンドと言えるでしょう。
新拠点の名称は「秋田開発センター」となり、利便性の高い秋田駅の近隣にあるオフィスビルへ入居する予定です。床面積は300平方メートルを超え、投資額は5000万円にのぼります。まずは3人の少数精鋭でスタートしますが、3年後にはパートナー企業を含めて100人規模の体制へ拡大する壮大な計画が掲げられています。
この拠点が担う「ニアショア開発」とは、首都圏のシステム開発を比較的コストの低い国内の地方都市へ委託する手法のことです。海外へ発注するオフショア開発に比べて、言語や文化の壁がないため、高い業務品質を維持しやすいという大きなメリットがあります。まさに、日本のビジネス環境に適した賢い選択肢です。
今回の新拠点は、2003年に開設された盛岡市の岩手開発センターと強固に連携しながら業務を展開していきます。SCSKニアショアシステムズの谷口学社長は、年間で新卒を3から4人、中途採用を10人前後枠として確保したいという具体的な採用方針を熱く語りました。
私個人の意見として、この試みは地方の若き才能が流出することを防ぐ特効薬になると確信しています。IT需要が爆発的に高まる中で、UターンやIターンを希望するエンジニアに最前線の仕事を提供する意義は極めて大きいです。地域経済の活性化と良質な雇用の創出を両立させる、見事な一手になるのではないでしょうか。
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