【2019年12月発表】転職市場は超売り手市場へ!中途採用の求人倍率が3.14倍に急上昇した背景と今後の動向を徹底解説

転職を検討している方にとって、見逃せない大きな波がやってきました。パーソルキャリア株式会社が2020年1月27日に発表したデータによると、2019年12月における中途採用の求人倍率は、前月よりも0.33ポイントもアップして3.14倍に達したそうです。これは2017年12月に記録した3.16倍という数字に迫る勢いで、近年稀に見る圧倒的な「売り手市場」が到来していることを如実に物語っています。

ここで気になるのが、そもそも「求人倍率」とは何かという点でしょう。これは求職者1人に対して、企業から何件の求人があるかを示す指標です。つまり「3.14倍」という数値は、仕事を探している人1人に対して、3件以上の仕事の選択肢が存在することを意味します。SNS上でも「今がキャリアアップの絶好のチャンスかもしれない」「自分の価値を試すなら今がタイミングだ」といった、前向きなユーザーの驚きの声が多数上がっていました。

これほどまでに倍率が跳ね上がった背景には、非常に興味深い要因が隠されています。実は、企業側が出している求人の総数自体は前月から横ばいで、大きな変化はありませんでした。それにもかかわらず倍率が急上昇したのは、転職を希望して実際に活動する人の数が、前月に比べて1割以上も減少したからです。ライバルが減ったことにより、結果として1人あたりの選択肢が大きく広がる形となりました。

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建築・土木系や金融が絶好調!伸びる業種とこれからの予測

では、具体的にどのような分野で採用の動きが活発なのでしょうか。前年の同じ時期と比較してみると、保険を取り扱う「金融業」が13.9%増、生活に身近な「小売り・外食産業」が13.1%増と、順調に数字を伸ばしています。さらに職種別で見てみると、建築や土木系の技術職が40.3%増という驚異的な伸びを記録しました。これは昨今のインターネット通販の拡大に伴う物流施設の建設や、データセンターの管理需要が高まっているためです。

転職サービス「doda」の大浦征也編集長は、今後の見通しについて次のように分析しています。2020年は景気の先行きに不透明な要素が増えるため、企業はこれまでの2〜3年間と比較して、中途採用の基準を厳しくしたり人数を抑えたりする傾向を強める可能性が高いとのことです。これまでのイケイケムードから一転して、企業側が少し慎重な姿勢にシフトするかもしれないという予測は、見逃せないポイントだと言えます。

編集部としては、この「採用抑制が始まる前」の今こそ、動くべきベストタイミングだと考えています。景気が不透明になると企業は即戦力を求めるため、未経験からのキャリアチェンジは難しくなるでしょう。だからこそ、求人が豊富でライバルが少ないこの瞬間に、自身の市場価値を確かめる行動を起こすのが賢明です。SNSでの盛り上がりを見ても、チャンスを察知して動き出しているスマートな求職者は確実に増えています。

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