人気ゲームを多数手がけるコーエーテクモホールディングスが、2020年1月27日に2019年4月から12月期における連結決算を発表しました。驚くべきことに、最終的な儲けを示す純利益が前年の同じ時期と比べて15%も増加し、97億円に達したのです。この金額は同期間における過去最高の数字であり、エンタメ業界でも大きな話題を集めています。SNS上では「さすがコエテク、底力が違う」「クリエイターへの投資を惜しまない姿勢が素晴らしい」といった、ファンからの歓喜や応援の声が数多く寄せられていました。
今回の好決算の背景には、同社が保有する有価証券や不動産といった資産を売却したことで得られた利益が大きく貢献しています。実は、本業の儲けを表す営業利益は9%減少して64億円となり、売上高も266億円とわずかに減少していました。これは将来のメガヒット作を生み出すために、開発スタッフの採用を積極的に進めて人件費が増加したことが原因です。このように目先の利益だけでなく、次世代のコンテンツ作りに向けた先行投資を果敢に行う姿勢は、長期的なファンとして非常に頼もしく、評価すべきポイントだと感じます。
一方で、海外市場での躍進も見逃せません。特に中国市場において、同社のIP(知的財産)を活用したスマートフォン向けゲームが大ヒットを記録しました。IPとは、キャラクターやゲームの世界観といった著作物の権利のことで、これを他社に貸し出すことで得られるライセンス収入が大きく伸びています。自社での開発リスクを抑えながら世界中で収益を上げるこの手法は、現代のゲームビジネスにおける理想的な勝利の方程式と言えるでしょう。ネットでも「三国志や信長のIPは海外、特にアジア圏で本当に強い」と感心する意見が目立ちます。
今後の展開として、同社は2020年3月期通期の業績予想を据え置く決断を下しました。最終的には売上高が前期比10%増の430億円、純利益は5%減の130億円となる見込みです。開発費などの固定費が膨らむ時期であるため一時的な利益の押し下げはありますが、強力な自社ブランドを持つ彼らなら、この投資を何倍もの価値に変えてくれるに違いありません。世界を魅了するような次なる大型タイトルの登場を、私たちは期待を胸に抱きながら静かに待ちたいところですね。
コメント