テニス女子の国別対抗戦として知られる「フェド杯(現ビリー・ジーン・キング・カップ)」の予選が、2020年2月8日にスペインのムルシアで運命の最終日を迎えました。日本代表は強豪スペインを相手に決勝大会進出を狙いましたが、エースの大坂なおみ選手(日清食品)がまさかの欠場という波乱の展開に。代わりにコートに立った奈良くるみ選手(安藤証券)が懸命のプレーを見せたものの、スペインの牙城を崩せずストレートで敗戦。日本は通算3連敗を喫し、世界一を決める舞台への切符を逃す結果となりました。
今回のフェド杯は、国を代表するトップ選手たちがチーム一丸となって世界一を争う伝統的なテニス大会です。サッカーのワールドカップのような熱量があり、個人戦とは異なるプレッシャーや感動が味わえるのが最大の魅力。2020年4月にブダペストで行われる決勝大会への切符を懸けたこの大一番は、日本のファンからも熱い視線が注がれていました。それだけに、今回の予選敗退という結果に対してSNS上では「強豪スペイン相手に本当に惜しかった」「奈良選手の粘り強い姿勢に感動した」といった温かい声援が数多く寄せられています。
約2年ぶりに日本代表へ復帰した世界ランキング10位の大坂なおみ選手ですが、2020年2月7日の第1日目は調子が上がらずストレート負けを喫していました。コンディションへの懸念から彼女が急遽欠場することとなり、日本チームには激震が走ります。世界ランキング137位の奈良くるみ選手は、急な出番にもかかわらず、世界ランキング55位の実力者であるカルラ・スアレスナバロ選手に対して果敢に挑みました。しかし、相手の巧みなゲーム支配に苦しみ、1-6、3-6で悔しい敗戦を喫してしまいます。
私は今回の結果を受けて、日本のテニス界には明るい未来が広がっていると感じています。大坂選手に依存するだけでなく、奈良選手のように急な状況でも全力で戦い抜くバックアップメンバーの存在はチームの大きな財産です。この逆境を乗り越えた経験こそが、選手たちをさらに強くさせるのではないでしょうか。日本はこれから、翌年の予選出場権を懸けた生き残りをかけたプレーオフへと回ることになります。ここで確実に勝利を収め、再び世界の頂点へと挑戦する強い日本代表の姿を、私たちは信じて応援し続けましょう。
コメント