【決算】オリックスの純利益が3%増を記録!航空機リース好調の裏で新型肺炎への懸念も?今期の業績予想を徹底解説

大手総合金融サービスのオリックスが、2019年4月から12月期における連結決算を発表しました。今回の発表によると、企業の最終的な儲けを示す「純利益」が、前年の同じ時期と比べて3%プラスの2443億円に達したとのことです。この好調な数字の背景には、これまで投資していた企業の株式を売却して得た利益が膨らんだことがあります。さらに、2018年に資本参加した航空機リース大手の収益が加わったことも、業績を大きく押し上げる強力な原動力となりました。

一方で、本業の規模を表す営業収益(売上高)は、前年同期比で6%減の1兆6843億円にと留まっています。このように利益は伸びているものの、売上自体が減少している点には注意が必要でしょう。ネット上のSNSでも「さすが投資の目利きが鋭い」「航空機ビジネスが当たっている」と称賛の声が上がる反面、「売上高が減っているのは少し気になる」といった冷静な分析も散見されます。目先の利益だけに捉われず、今後の本業の回復力を見極めることが重要です。

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新型肺炎の影とこれからの業績見通し

そんな中で、今後の不安要素として浮上しているのが世界的に流行し始めている新型肺炎です。2020年2月3日に行われた記者会見にて、矢野人磨呂執行役は「運営に携わっている関西国際空港やホテル事業の売上に影響が出るだろう」という見解を示しました。訪日外国人の減少による観光業へのダメージは避けられない見通しですが、現段階での全体的な業績への影響はそこまで大きくないと判断されています。実体経済への波及がどこまで広がるのか、今後の動向から目が離せません。

そのため、2020年3月期の通期業績予想については、純利益3000億円という従来の目標を据え置いています。これは前期比で7%減となる計算ですが、現状の混乱を考慮すれば極めて現実的で、かつ底堅い見通しと言えるのではないでしょうか。変化の激しい市場環境において、オリックスが持つ多角的なビジネスポートフォリオがどのように機能していくのか、同社のリスク管理能力と次の一手に大きな期待が集まっています。

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