【2020年最新】アルバイト時給が過去最高水準をキープ!三大都市圏でフード系の求人が急増している理由と今後の見通し

みなさんが普段街中で目にするアルバイトの募集看板ですが、最近そのお給料の額に驚いたことはありませんでしょうか。求人情報大手のリクルートジョブズが発表した最新のデータによると、2020年1月における三大都市圏(首都圏・東海・関西)のアルバイト・パート募集時の平均時給は、前年の同じ時期と比べて3.4%(36円)もアップし、1082円に達したことが分かりました。

これは2019年12月に記録した過去最高額には一歩及ばなかったものの、1月としては異例の高水準を維持しています。さらに、前年同月比の上昇率に注目してみると、直近3年間の中で最も高い伸び率を記録しました。こうした背景には、慢性的な人手不足を解消するために、企業側が少しでも条件を良くして優秀な人材を確保しようと奮闘しているリアルな台所事情が透けて見えます。

このニュースを受けてSNS上では「時給が上がっているのは嬉しいけれど、それだけ現場が回っていなくて大変そう」「ついに大都市圏の平均が1000円を大きく超えたのか」といった、驚きや現場の苦労を察するリアルな声が数多く飛び交っていました。

なかでも、私たちの生活に身近な「フード系」と呼ばれる飲食店関連の職種の上昇が止まりません。こちらの平均時給は前年同月比で3.2%高い1040円となっており、なんと3%以上の上昇が4カ月も連続で続いています。また、接客やレジ打ちなどを担当する「販売・サービス系」も、3.1%増の1066円と負けじと高値をキープする状況です。

ここで同業大手のディップが実施した調査にも目を向けてみましょう。2020年1月の全国におけるアルバイト・パートの求人件数は約20万8000件にのぼり、前年の同じ月と比べて33.6%という驚異的な増加を見せています。特に、前月と比べても前年の同じ月と比べても29.1%もの大躍進を遂げた「飲食の仕事」の募集が目立っており、外食産業の求人熱はまさに最高潮を迎えていると言えるでしょう。

編集部としては、この時給バブルとも言える状況は、働く側にとっては大きなチャンスであると捉えています。しかし、2020年2月に入ってからは世界中で「新型コロナウイルス」の感染拡大という未曾有の事態が発生しており、状況は一変しつつあります。観光客の減少や外出自粛の影響で、特に集客が落ち込んでいる販売サービス系や飲食業を中心に、今後は求人数が減少し、時給の上昇ペースも急速にブレーキがかかる可能性が極めて高いでしょう。

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