絶好調の秘密!博多名物「めんべい」がAIと自動化で生産能力を最大5割アップへ

博多土産の定番として絶大な人気を誇る辛子めんたいこ風味のせんべい「めんべい」の製造元である山口油屋福太郎(福岡市)が、好調な販売に対応するため、生産体制の革新的な強化に乗り出しました。特に北海道の工場では、約1億円を投じて製造ラインを大幅に増設し、これにより生産能力を最大で5割も引き上げる見込みです。また、これまでの製造工程で人手に頼っていた品質管理の部分に人工知能(AI)を導入するなど、効率化と品質の安定化を両立させる取り組みを進めているのです。

「めんべい」は、その独特なパリッとした食感と、魚介の旨味とピリッとした辛さがクセになる味わいで、2018年には売上高が過去最高を記録するなど、販売が非常に好調に推移しています。具体的には、2018年の売上高は前年比22%増の36億6千万円に達しており、特に訪日外国人客(インバウンド)の増加も販売を後押ししているようです。この人気ぶりを背景に、供給体制の拡充は喫緊の課題となっていました。

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🚀AIとロボットアームが実現する「割れやすいせんべい」の自動化

この生産力強化の核となるのは、2019年6月に北海道小清水町の工場で導入が完了した、完成品の選別から包装までを自動化する新たな製造ラインです。これまでめんべいは、魚介の具材を練り込んでプレスしている特性上、一般的なせんべいよりも非常に割れやすく、さらに一枚一枚大きさも異なるため、品質検査や包装前の整列といった工程は、熟練の従業員による目視や手作業に頼らざるを得ませんでした。

しかし今回、同社は品質検査の工程にAIカメラを初めて導入しました。この**AI(エーアイ)**は、人間の学習能力を模倣した技術で、不良品の画像を大量に学習させることで、小さな割れやヒビ、焦げといった細かな不良を自動で瞬時に判別できるようになったのです。これにより、検査の精度とスピードが飛躍的に向上しています。さらに、検査をクリアしたせんべいは自動で整列され、ロボットアームが1個ずつ確実につかんで包装する工程までを自動化しました。この画期的な自動化により、この工程に携わる人員は従来の3分の1まで削減できる見込みとのことです。

🌐進化し続ける「めんべい」製造のこれから

めんべいの製造におけるAIの導入と自動化の成功は、食品製造業における品質管理と効率化の大きな一歩であると私は考えます。特に、割れやすく形状も不揃いな製品の自動化は難易度が高く、この課題を克服した山口油屋福太郎の技術力と挑戦的な姿勢には感銘を受けます。この革新的な製造ラインは、今後、福岡県添田町にある2つの工場にも順次導入される方針が示されています。

SNS上でも、「めんべいは本当に美味しいから嬉しいニュース」「これでいつでも手に入りやすくなる」「AIが品質チェックしてくれるなら安心だ」といった、増産と品質向上に対する期待の声が多く見られます。現在の好調な販売が続けば、同社は将来的に新工場の建設も視野に入れているとのことで、博多名物「めんべい」が、最新技術を駆使して、さらに多くの人々を魅了し続けることは間違いないでしょう。今後の展開にも注目したいところです。

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