2019年5月30日、米プロバスケットボールの頂点を決めるNBAファイナル(7回戦制)が、カナダのトロントで華々しく開幕いたしました。今回初めてファイナルに進出し、悲願の初優勝を目指すトロント・ラプターズが、3連覇を狙う絶対王者ゴールデンステイト・ウォリアーズを見事118対109で打ち破り、貴重な先勝を飾りました。この日の勝利は、ラプターズにとって、そしてカナダのファンにとっても、歴史的な一歩と言えるでしょう。
ホームの熱狂的な声援を受けたラプターズは、パスカル・シアカム選手が両チーム最多に迫る32得点、そしてチームのエースであるカワイ・レナード選手が23得点を挙げるなど、実に5人の選手が2桁得点をマークする圧倒的なチームオフェンスを展開しました。前半を59対49と10点のリードで折り返すと、その後もウォリアーズの追撃を振り切り、逃げ切る形で見事に勝利を手中に収めました。
一方、敗れたウォリアーズは、スーパースターのステフィン・カリー選手が両チーム最多の34得点を叩き出す奮闘を見せましたが、その勢いを止めることはできませんでした。カリー選手の驚異的な得点能力をもってしても勝利に結びつかなかった事実は、ラプターズの堅実なディフェンスとバランスの取れた攻撃力の証左と言えるでしょう。この結果は、多くのバスケットボールファンに大きな衝撃と興奮を与えているに違いありません。
特に今回のファイナル第1戦は、アメリカ国外でNBAファイナルが開催されるという、まさに歴史的な快挙となりました。カナダ唯一のNBAチームであるラプターズがこの歴史的舞台で王者相手に先勝したことで、SNS上では「カナダのバスケの歴史が変わる瞬間を見た!」「ラプターズが優勝候補を倒すなんて信じられない!」といった興奮と感動のコメントが溢れかえり、大きな反響を呼んでいます。
私の意見では、ラプターズが持つ「挑戦者」としての勢いと、層の厚いチーム力がこの勝利の鍵を握ったと考えられます。ウォリアーズは経験豊富ですが、ラプターズはレナード選手というワールドクラスのスコアラーを中心に、シアカム選手をはじめとする若手が躍動し、チーム全体が非常に高いモチベーションでプレイしている印象を受けました。この勢いを維持できれば、ラプターズが初の栄冠を掴む可能性は十分にあるのではないでしょうか。
第2戦は、中1日を挟んだ2019年6月2日に、引き続きラプターズのホームであるトロントで行われる予定です。王者ウォリアーズがどのような修正を加えてくるのか、そしてラプターズがホームで連勝を飾れるのか、今後の展開から目が離せません。バスケットボールファンならずとも、この世紀の対決の行方に注目せずにはいられないでしょう。
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