石川県の美しい景色を走り抜ける特急「花嫁のれん」が、いよいよ冬の装いへと生まれ変わります。JR西日本は2019年11月1日から、金沢駅と和倉温泉駅を結ぶこの人気観光列車にて、冬の味覚をふんだんに取り入れた新しいお食事メニューの提供を開始することを発表しました。北陸の冬といえば、誰もが思い浮かべるのが豪華な「カニ」ではないでしょうか。今回の刷新では、まさにその主役を贅沢に楽しめる内容となっています。
注目の「和軽食セット(2500円)」には、カニの押しずしや、贅沢に身が詰まったカニ爪の天ぷらが新たに仲間入りしました。車窓から流れる冬の能登半島の風景を眺めながら、旬の食材を頬張る時間は、まさに至福のひとときと言えるでしょう。SNS上でも「これぞ北陸の冬!」「走る料亭でカニが食べられるなんて最高すぎる」と、早くも旅好きたちの間で大きな期待が寄せられており、注目度の高さがうかがえます。
能登牛から絶品スイーツまで!五感を刺激する冬のラインナップ
お食事の選択肢はカニだけにとどまりません。お酒を嗜む方にぴったりの「ほろよいセット(2000円)」では、石川県が誇るブランド牛である「能登牛」の時雨煮などが提供される予定です。能登牛とは、石川県内の美しい自然の中で丹精込めて育てられた黒毛和種で、きめ細やかな脂身と濃厚な旨みが特徴の希少な牛肉を指します。地酒と共に味わえば、移動時間そのものが贅沢なメインイベントに変わることは間違いありません。
甘いものに目がない方には、世界的なパティシエとして知られる辻口博啓氏が監修した「スイーツセット(2000円)」がおすすめです。こちらには、アプリコットの爽やかな風味が楽しめる生菓子「アプリコ」などが盛り込まれています。辻口氏は石川県七尾市出身で、地元食材の魅力を最大限に引き出す達人ですから、そのクオリティは保証付きです。洗練されたスイーツを味わいながら、優雅なティータイムを車内で過ごしてみてはいかがでしょうか。
私自身の視点からお伝えすると、この「花嫁のれん」の魅力は単なる移動手段を超えた「文化体験」にあると感じています。加賀友禅をイメージした華やかな車体で、これほどまでに豪華な地元の旬を味わえるのは、鉄道の旅が持つ究極の贅沢です。2019年10月28日の発表を受け、冬の旅行計画にこの列車を組み込む方が急増するのは必至でしょう。五感のすべてを使って石川の冬を堪能できるこの機会を、ぜひ逃さないでください。
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