2019年のクリスマスは、30年ぶりに12月23日から25日までがすべて平日という珍しいカレンダーになっています。お仕事帰りに自宅でゆっくりと過ごす方が増えると予想される中、今年のクリスマス商戦で主役に躍り出ているのが、色鮮やかな「サーモン」です。
ピンクがかった美しいオレンジ色は、並べるだけで食卓をパッと華やかに演出してくれます。SNS上でも「平日の準備でもサーモンなら手軽で豪華に見える」「子供も喜ぶから助かる」といった期待の声が続々と上がっており、その注目度の高さが伺えるでしょう。
専門店も熱狂!「フィレ肉」のような新感覚サーモン
2019年12月上旬、東京・銀座にある「王子サーモン 銀座店」は、早くもクリスマスの準備を進めるお客様で活気に満ち溢れていました。店内では「感謝」と「鮭」を掛けたユニークな「感鮭祭(かんしゃけさい)」が開催されており、旬の脂が乗った筋子や刺身が所狭しと並んでいます。
なかでも注目は、午前中に完売することもある新商品の「骨取りフィレ肉」です。これは刺身でも食べられるほど新鮮なブロック肉で、軽く表面を焼く「レア」の状態で仕上げるのがおすすめです。お肉のような旨味ととろける柔らかさは、まさにクリスマスのメインディッシュに相応しいでしょう。
「フィレ肉」とは、本来は牛や豚の背骨の内側にある、運動量が少なく非常に柔らかい希少な赤身部位を指します。今回のサーモンは、その最高級部位に匹敵する食感を楽しめるということで、グルメな方々の間でも大きな話題となっているのです。
大手スーパーも注目する「平日・増税後」の賢い選択
イオンリテールでは、2019年10月の消費増税後、初となるクリスマスを迎え、手頃な価格で贅沢感を味わえるサーモンを戦略的に展開しています。有名シェフが監修した「白味噌入りチーズフォンデュ」など、SNS映え間違いなしのレシピ提案にも余念がありません。
サーモンの魅力は、アボカドの緑やイクラの赤と合わせるだけで、簡単に「クリスマスカラー」が完成するタイパ(タイムパフォーマンス)の良さにもあります。忙しい平日だからこそ、賢く手間を省きつつ、家族が笑顔になる豪華な食事を用意したいというニーズに合致しています。
私自身の考えとしましては、伝統的なローストチキンも素敵ですが、後片付けが楽でアレンジ自在なサーモンは、現代のライフスタイルに最適だと確信しています。特に2019年は「中食(なかしょく)」、つまり惣菜や手軽な調理を楽しむ文化がさらに加速する年になるのではないでしょうか。
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