若々しい活気に満ち溢れ、急速な経済発展の只中にあるミャンマーから、子供たちの眩いばかりの希望が伝わってきました。教育事業を国際的に展開する学研ホールディングスが、2019年11月20日までに実施した調査によると、現地の子供たちが抱く将来の夢には、この国ならではの熱気と志が反映されているようです。
調査の対象となった5歳から12歳の児童約1000人の回答を紐解くと、男子の33%が「エンジニア」を志望しており、堂々の第1位に輝きました。次いで医師やパイロットが上位に名を連ねており、女子の間でも「医師」が38%と圧倒的な支持を集め、教師やエンジニアがそれに続く形となっています。
ここで注目すべきは、ミャンマーにおける「エンジニア」の定義が、我々日本人のイメージとは少し異なっている点でしょう。一般的にエンジニアとは、科学や数学の知識を駆使して技術的な課題を解決する専門職を指しますが、日本では自動車や精密機械の設計に携わる姿を想像する子供が少なくありません。
しかし、インフラ整備が急ピッチで進む現在のミャンマーでは、エンジニアといえば道路や橋といった国家の礎を築く、よりダイナミックな建設現場のリーダーとして認識されています。外資系の大手メーカーが次々と工場を建設する様子を間近で見ている子供たちにとって、その姿は非常に頼もしく、ヒーローのように映っているのでしょう。
SNS上では、この調査結果に対して「かつての日本を見ているようで胸が熱くなる」といった声や、「親の教育熱心さがダイレクトに伝わってくる」という驚きのコメントが寄せられています。確かに、安定した高収入や社会的地位を約束する「医師」や「エンジニア」への道は、両親にとっても誇り高いステータスとなっているのが現状です。
私自身の見解としては、こうした「堅実な職業」が上位を占めるのは、自らの手で国を豊かにしたいというミャンマーの人々の強い責任感の表れだと感じます。一方で、今回の調査では「ユーチューバー」が10位、「起業家」が15位にランクインしており、情報のデジタル化に伴って価値観が多様化し始めている点も見逃せません。
2019年11月20日現在のこの傾向は、数年後の労働市場に劇的な変化をもたらす予兆とも言えるでしょう。伝統的な尊敬を集める専門職と、新しい時代の潮流を汲んだ職業が共存し始めている今のミャンマーは、まさに可能性の塊であり、子供たちの夢がこの国の未来をより一層輝かせていくことは間違いありません。
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