セガ復活!2020年4月1日に「株式会社セガ」誕生へ。新社長・杉野行雄氏が描くグローバル戦略の全貌

日本を代表するゲームメーカー、セガが大きな転換点を迎えようとしています。セガサミーホールディングスは、2019年12月24日に開催された取締役会において、グループ内の組織再編を決定しました。これにより、2020年4月1日付で「株式会社セガゲームス」と「株式会社セガ・インタラクティブ」が統合され、懐かしくも力強い名称である「株式会社セガ」という商号が復活することになったのです。

この記念すべき新生セガの舵取りを任されたのが、現セガ・インタラクティブの社長を務める杉野行雄(すぎの・ゆきお)氏です。杉野氏は神奈川県出身の49歳で、1993年3月に慶應義塾大学経済学部を卒業後、当時のセガ・エンタープライゼスに入社されました。まさに叩き上げの「セガマン」であり、2015年4月にはセガゲームスの取締役に就任するなど、経営の中枢で手腕を発揮してきた人物です。

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世界市場を見据えた「セガ」ブランドの再定義

今回の組織再編における最大の狙いは、リソースの集約によるグローバル競争力の強化にあります。これまで家庭用ゲームやスマホアプリを担当していた「セガゲームス」と、アーケードゲームなどのアミューズメント事業を担っていた「セガ・インタラクティブ」を一つにまとめることで、開発知見の共有や迅速な意思決定を可能にする「吸収合併(きゅうしゅうがっぺい)」という方式が採られました。

吸収合併とは、一方の会社がもう一方の会社を飲み込む形で統合する手法ですが、今回はセガゲームスを存続会社としつつ、名前をよりシンプルでブランド力のある「セガ」へと変更します。SNS上では、2015年に社名から「セガ」の二文字が消えたことを寂しく思っていたファンたちから、「おかえりセガ!」「やっぱりこの名前が一番しっくりくる」といった歓喜の声が次々と上がっており、期待値の高さが伺えます。

杉野新社長が就任する2020年4月1日からは、松原健二現社長も代表取締役として支える盤石の体制へと移行します。5Gの普及やクラウドゲームの台頭など、ゲーム業界を取り巻く環境が激変する中で、長年培ってきたアーケードと家庭用の技術をいかに融合させ、世界中のユーザーを熱狂させるコンテンツを生み出していくのか。杉野氏が率いる新生セガの挑戦から、一瞬たりとも目が離せません。

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