大相撲初場所で正代が覚醒!大関・貴景勝を破った「強さの秘密」と優勝争いの行方を徹底解説!

2020年01月21日に開催された大相撲初場所の9日目、結びの一番で場内が大きく沸き立ちました。1敗同士の熱い上位対決を制したのは、東前頭4枚目の正代関です。実力者である大関の貴景勝関を相手に、見事な勝利を収めました。土俵際で相手が崩れ落ちるのを見届けた瞬間、正代関は嬉しさのあまり3回も跳びはねて喜びを表現していたのが印象的です。

花道へと引き揚げる際には、普段の落ち着いた様子からは想像できないほどの満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズまで飛び出しました。三役への復帰を目指す28歳の中堅力士とは思えないほど初々しいその姿は、多くのファンの心を掴んでいます。SNSでも「人間味があふれていて応援したくなる」「見ているこちらまで笑顔になった」と、大きな反響を呼びました。

今回の白星を引き寄せた最大の要因は、立ち合いと呼ばれる最初の激突の瞬間にあります。171キロという恵まれた体格を存分に活かし、真っ向から大関へぶつかっていきました。押し相撲、つまり相手の体に手のひらを当てて一気に土俵の外へ押し出す戦術を得意とする貴景勝関を、力強い圧力で弾き飛ばしたのです。これこそが今場所の好調さを支えています。

さらに、ずっしりとした重さだけではなく、軽快な身のこなしを披露した点も見逃せません。相手が激しく突いて攻めてきた瞬間、正代関は素早く右へと体をかわしました。本人は「苦し紛れの動きだった」と謙虚に振り返っていますが、最初の鋭い当たりがあったからこそ、この変化技が決定打として見事に決まったのでしょう。

対戦成績において過去2勝7敗と苦手意識のあった相手だったからこそ、余計な雑念を捨てて無心の境地で挑めたと本人は語ります。1敗同士という緊迫した状況や、結びの一番の重圧も全く気にならなかったようです。9日目での勝ち越し決定は自身最速の記録であり、単独トップで優勝戦線を牽引するのも初めての経験となります。

筆者の視点としては、元学生横綱という輝かしい経歴を持ちながらも足踏みを続けていた大器が、ついに殻を破って真の覚醒を遂げたと確信しています。生真面目な性格ゆえに「行けるところまで行きたい」と控えめな抱負を語る彼ですが、この勢いのまま初優勝へ向かって突き進んでほしいと願うばかりです。

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