大相撲初場所で妙義龍が連日の金星!横綱・鶴竜を破った33歳ベテランの衰えぬ馬力とSNSの熱い反響

令和の土俵に、ベテランの底力が鮮烈に響き渡りました。2020年1月16日に開催された大相撲初場所4日目で、33歳の妙義龍関が横綱・鶴竜関を見事に撃破したのです。前日に大横綱の白鵬関を破った勢いそのままに、2日連続で「金星」を獲得する快挙を成し遂げました。金星とは、前頭の地位にある力士が横綱から白星を挙げるという、まさに相撲界における最高のジャイアントキリングを意味する言葉です。若手の台頭が目立つ近年の角界において、経験豊富なベテランが結びの一番で見せた輝きは、多くの人の胸を熱くさせています。

この日の妙義龍関は、立ち合いの瞬間に鶴竜関に組み止められ、一時は土俵際まで後退する窮地に追い込まれました。しかし、ここからの反撃が彼の真骨頂です。相手の懐に鋭く潜り込み、両腕を相手の脇の下に差し込む「両差し(もろざし)」の体勢を完成させました。こうなると妙義龍関の独壇場であり、鶴竜関が苦し紛れに放った投げ技にも全く体勢を崩しません。自慢の推進力を活かして一直線に押し出し、見事な勝利を収めました。全盛期と変わらない強靭な馬力には、ただただ圧倒されるばかりです。

偉業を達成した妙義龍関は、取組後の取材に対して「このような経験は初めてで、本当に嬉しい」と、素直な喜びを言葉にしています。かつて関脇などの三役を長年務めた実力者は、「がむしゃらに前に出た結果が良い形に繋がった」と自身の相撲を振り返りました。このひたむきな姿勢こそが、彼を支える強さの源泉なのでしょう。SNS上でもこの大金星は瞬く間にトレンド入りを果たし、「33歳での連日金星は熱すぎる!」「妙義龍の馬力は今が全盛期かもしれない」といった、ファンの興奮冷めやらぬコメントで溢れかえっています。

一方で、2日連続で金星を配給する形となり、1勝3敗と苦しい序盤戦を迎えた横綱・鶴竜関の状況は深刻です。白鵬関の休場によって一人横綱としての重責を担う中、「全く自分の相撲が取れていない。唯一の白星も偶然に過ぎない」と弱気な胸の内を明かしており、精神的なダメージの深さが懸念されます。八角理事長も「横綱としての意地を求めたい」と、死に物狂いの奮起を促すコメントを出しました。満身創痍の横綱がこの苦境をどう乗り越えるのか、今後の土俵の大きな見どころになるでしょう。

編集部としては、妙義龍関が見せたベテランならではの執念に心からの拍手を送りたいと思います。年齢を言い訳にせず、がむしゃらに勝利を掴みに行く姿は、すべての世代に勇気を与えるものでした。若手のスピード感あふれる相撲も魅力的ですが、こうした熟練の技と衰えぬ肉体がぶつかり合うドラマこそが、大相撲の醍醐味ではないでしょうか。横綱の意地とベテランの逆襲が交錯する今場所は、これまでにない波乱に満ちた、歴史的な場所になる予感がしてなりません。

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