鉄道ファンやファミリー層を中心に、早くも大きな話題を呼んでいる注目のスポットが誕生しました。京浜急行電鉄が2020年1月21日、横浜市のみなとみらい21地区に位置する本社1階に、同社初となる展示施設「京急ミュージアム」をオープンしたのです。
ネット上やSNSでも「あの赤い電車が間近で見られるなんて最高」「シミュレーションのクオリティが想像以上」といった歓喜の声が続々と上がっています。施設の面積は約200平方メートルと、他の鉄道博物館と比較すると少しコンパクトな印象を受けるかもしれません。
しかし、限られた空間だからこそ、随所にこだわりが凝縮されています。来館者を飽きさせない魅力的な要素が満載の、まさに京急の魅力が詰まった濃密なエンターテインメント空間に仕上がっていると言えるでしょう。
奇跡の復活を遂げた歴史的名車と、圧倒的なクオリティのジオラマ
館内でひときわ強い存在感を放つ最大の目玉は、全長16メートルを誇る引退車両「デハ230形・デハ236号」です。昭和初期の激動の時代を実際に駆け抜けたこの車両は、京急のシンボルである鮮やかな赤い車体が印象的で、約2年もの歳月を費やして丁寧に修復されました。
時を越えて蘇った美しい佇まいは、当時の乗客たちの賑わいすら感じさせてくれます。さらにその隣には、沿線の風景を忠実に再現した、息をのむほど精巧で巨大なジオラマが広がっているのです。
東京の品川駅から、神奈川の緑豊かな三浦半島までのエリアが、この1つの空間に見事に凝縮されています。旅情を誘う羽田空港の街並みや、横浜のシンボルであるランドマークタワーも精緻に再現されており、ずっと眺めていても飽きることがありません。
臨場感抜群!本物の映像で挑む運転シミュレーター体験
ただ眺めるだけでなく、五感を使って学べる体験型コンテンツが充実している点も、このミュージアムの素晴らしいポイントです。実際の沿線風景の映像が流れる鉄道シミュレーション機器では、本物の運転士さながらの操縦を体験できます。
指定の場所への正確な停車や、ラッシュ時の緻密な速度調整など、鉄道の安全運行を支えるプロの技術に挑戦できる貴重な機会です。また、京急グループのバスの運転席も設置されており、乗り物全般が大好きなお子様にとっても夢のような時間が過ごせるでしょう。
プロの仕事を体験できるこの試みは、未来の鉄道員を育む素晴らしいきっかけになるはずです。同社は2019年に東京都港区からこちらへ本社を移転したばかりで、その記念すべき節目として今回のミュージアムが設立されました。
なお、2020年2月24日までの期間は、混雑緩和のため事前申し込みを済ませた当選者のみが入場できるシステムとなっています。気になる方は、ぜひ最新の情報をチェックして、京急の歴史と未来を体感しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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