新しい1年の始まりとともに、東京のエンタメシーンが一気に加速しています。2020年2月は、演劇ファンからアニメ音楽好きまで、誰もが胸を躍らせる豪華な公演が目白押しです。今回は、SNSでも「これは見逃せない」「豪華すぎる」と大きな話題を呼んでいる、注目のステージを編集部が厳選してご紹介します。芸術の冬を彩る、あなただけのお気に入りの公演を見つけてみてください。
伝統の襲名披露と、アニメの金字塔を彩るオーケストラ
まずは伝統芸能の最高峰からご紹介しましょう。2020年2月8日から2020年2月24日まで、半蔵門の国立劇場小劇場にて「国立劇場2月文楽公演」が幕を開けます。今回は伝統的な語り手である竹本錣太夫(たけもとしころだゆう)氏の襲名披露という歴史的な節目を迎え、SNSでもお祝いムードが漂っています。文楽とは、太夫の語りと三味線、そして3人の息を合わせた人形遣いが一体となる日本が誇る人形劇です。重厚な人間ドラマをぜひ体感してください。
さらに、アニメファンなら歓喜せずにはいられない贅沢な生演奏も見逃せません。2020年2月12日には、渋谷のオーチャードホールにて「サエグサシゲアキ1980s」が開催されます。こちらは数々の名曲を生み出してきた作曲家、三枝成彰(さえぐさしげあき)氏が1980年代に手がけた傑作にスポットを当てたオーケストラ公演です。日本屈指のプロ楽団である東京交響楽団が、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の壮大な劇伴を奏でるとあって、ファンの期待も最高潮に達しています。
ダークな天才の世界観と、気鋭のピアノデュオが放つ輝き
クラシック音楽の枠を超えた、刺激的な舞台も続々と登場します。2020年2月5日から2020年2月14日まで新橋の博品館劇場で上演されるのは、「モーツァルト…」という衝撃的なタイトルの舞台です。誰もが知る天才作曲家が、もしも悪魔だったらという奇抜な発想から生まれた、歌とダンスが織りなす華やかなエンターテインメントとなっています。実力派キャストによる躍動感あふれるステップは、観客を妖しい世界へと誘うことでしょう。
また、美しくも力強い旋律で観客を魅了するのが、2020年2月14日にかつしかシンフォニーヒルズで開催される「鍵盤男子」のコンサートです。彼らは2台のピアノを自在に操り、クラシックの概念を覆す超絶技巧が特徴の若き実力派デュオです。バレンタインの夜に相応しい「ボレロ」などの名曲が、彼らの指先からどのように生まれ変わるのか、熱い注目が集まっています。
日英がタッグを組んだ、現代のリアルを映す国際演劇
最後にご紹介するのは、国際色豊かなストレートプレイ(歌のない演劇)です。2020年2月8日から2020年2月16日まで、新国立劇場小劇場にて「野兎(のうさぎ)たち」が上演されます。こちらはイギリスの劇作家が日本を綿密に取材して書き下ろした意欲作で、ロンドンから帰省した娘を巡る日本の家庭のリアルな姿が描かれます。異なる文化の視点から描かれる日本の日常は、私たちに新鮮な驚きと深い共感を与えてくれるはずです。
伝統の重みから最新のポップカルチャーまで、東京の2月はまさに芸術の百花繚乱と言えます。SNSでも「どの公演に行こうか迷ってしまう」という贅沢な悩みの声が多数見られました。ただ音楽や劇を観るだけでなく、その作品が作られた背景や、演奏者の魂に触れることで、日常がより豊かに彩られます。お気に入りのチケットを手に入れて、感性を刺激する特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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