毎日の生活に欠かせないコンビニATMですが、三菱UFJ銀行の利用者に大きな動きがありました。2020年5月1日より、コンビニATMでの現金引き出しや預け入れに関する手数料の仕組みがガラリと変わります。今回の改定は、日によって料金が安くなったり高くなったりするメリハリのある内容です。
特に注目したいのが、銀行窓口やATMが1年の中でも激しく混雑する毎月25日と月末日の優遇措置でしょう。これまで日中に110円かかっていた手数料が、なんと無料に引き下げられます。また、220円だった夜間の手数料も110円へと減額されるため、給料日などの混雑を避けてコンビニでお得に取引できるようになるのです。
SNS上ではこの発表に対して、「給料日に並ばなくて済むのは嬉しい」「実質的な値下げ日があるのは助かる」といった好意的な声が上がっています。その一方で、「通常日の値上げは地味に痛い」「手数料の仕組みを覚えるのが面倒」という困惑の投稿も散見され、ユーザーの間で受け止め方が分かれている印象です。
では、なぜこのような改定を行うのでしょうか。銀行側の狙いは、混雑する特定の日にはコンビニATMへの分散を促し、それ以外の通常日は手数料の安い「自行ATM(三菱UFJ銀行自体の端末)」へ顧客を誘導することにあります。利用者の行動をコントロールし、店舗の混雑緩和とコスト削減を両立させたい狙いが見て取れます。
通常日は値上げへ!利用するコンビニごとの料金差に注意
一方で、25日と月末日以外の「通常日」に関しては、残念ながら手数料が引き上げられます。例えばセブン銀行ATMを利用する場合、これまでの日中手数料から一転して220円に値上がりする仕組みです。利用頻度が高いコンビニだからこそ、この変化には事前の心構えが必要になるでしょう。
さらに、イーネットやファミリーマートに設置されているゆうちょ銀行のATMを利用する場合は、通常日の日中手数料が198円に設定されます。このように、利用するコンビニの提携状況によって数十円の差が生まれるため、私たちはこれまで以上に「どこでお金を下ろすか」を意識しなければなりません。
筆者の視点としては、今回の改定はスマートフォンのアプリ決済やキャッシュレス化をさらに加速させる一因になると考えています。現金を出し入れすること自体にコストがかかる時代だからこそ、無駄な出費を抑えるために、手のひらで完結するデジタルな資金管理へと移行する絶好のチャンスではないでしょうか。
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