2020年2月6日、私たちは次なる時代を形作る「革新」の現場に立ち会っています。先日、2020年2月5日に東京都内で開催された、2019年「日経優秀製品・サービス賞」の表彰式。そこには、私たちの生活やビジネスのあり方を大きく変えようとする、選りすぐりの製品とサービスが勢揃いしました。最優秀賞として選ばれた計36点は、まさに現代が求める課題解決のカタチそのものと言えるでしょう。
今回の賞で特に注目を集めたのは、利便性とテクノロジーが融合した革新的なサービスです。例えば、NECの顔認証技術を用いた「ファストトラベル」は、成田空港での新しい搭乗手続きシステムとして導入が始まっています。顔認証とは、あらかじめ登録した顔のデータと照合することで、本人確認を瞬時に行う技術のことです。これが航空連合であるスターアライアンスの本人認証の中核を担うというニュースは、物理的なパスポートやチケットから私たちが解放される未来を明確に示しています。
所有から利活用へ、加速する技術革新と社会の変化
このほかにも、時代の転換点を感じさせるサービスが並びました。トヨタ自動車の新たな車のサブスクリプションサービス「KINTO」は、消費形態が「所有」から「利用」へと大きくシフトしている現状を象徴しています。また、ダイハツ工業の「つくつく防止」は、高齢者の悲惨な事故を防ぎたいという切実な開発者の想いから生まれた安全装置です。技術は単なる効率化だけでなく、社会課題を解決するためにこそ存在すべきだと、改めて強く実感させられます。
SNS上の反響も非常に大きく、「顔認証による手ぶら旅行が待ち遠しい」「車のサブスクは都市生活者に最適」といったポジティブな声が数多く見受けられました。特に、コマツの建設デジタルプラットフォーム「ランドログ」のように、データをオープン化して業界全体の効率化を目指す取り組みには、ビジネスパーソンから「業界の常識を覆す変革だ」と賞賛の声が上がっています。情報の囲い込みではなく、共有によって価値を最大化する戦略こそが、これからの時代を勝ち抜く鍵になるのではないでしょうか。
さらに、フリーの「資金繰り改善ナビ」のようなAI融資サービスも、資金調達に苦しむ中小企業の心強い味方として評価されています。技術の民主化が進むことで、これまで手が届かなかったサービスが身近になる。その変化を肌で感じられる素晴らしい表彰式でした。日本企業の技術力と挑戦心が、これほどまでに豊かな未来を描いているのだと、私自身も大きな期待を胸に刻んでいます。皆さんは、どのサービスが最も気になりますか?
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