【プロ野球コロナ対策】阪神・中日がジェット風船応援の自粛を要請!春季キャンプのオープン戦から異例の感染予防策へ

プロ野球の春季キャンプが活気づく中、ファンにとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。阪神タイガースは2020年2月7日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置として、主催する練習試合やオープン戦での「ジェット風船」を使った応援を当面の間、自粛するようファンへ要請すると発表したのです。

阪神の代名詞とも言える、ラッキーセブン(7回裏の攻撃前)に夜空を埋め尽くす黄色い風船の波が、まさかこのような形で姿を消すことになるとは、誰が予想できたでしょうか。球団側は、国や自治体からの感染症対策に関する通達を重く受け止め、今できる最善の予防策として今回の苦渋の決断に至ったと説明しています。

今回は1軍が滞在する沖縄県宜野座村だけでなく、2軍が汗を流す高知県安芸市での試合も対象となります。2020年は東京オリンピックの開催に伴ってシーズンが一時中断される関係上、レギュラーシーズンの開幕が例年よりも早く設定されています。そのため、今週末から各球団との実戦が本格化する予定でした。

具体的には2020年2月8日の中日ドラゴンズ戦や、2020年2月9日の北海道日本ハムファイターズ戦からこの措置が適用されます。さらに、対戦相手である中日ドラゴンズも2020年2月7日に同様の自粛要請をアナウンスしました。球界全体でこの未曽有の危機を乗り越えようとする強い姿勢が伺えます。

ここで、今回の対策の背景にある専門用語について少し詳しく解説しましょう。新型コロナウイルスは、主に「飛沫感染(ひまつかんせん)」によって広がるとされています。これは、感染者の咳やくしゃみ、あるいは大声を出した際に飛び散る細かな水 shibuki(しぶき)を吸い込むことでうつる仕組みです。

ジェット風船は口で膨らませる性質上、内部に多くの唾液や飛沫が溜まります。それが空中に放たれて一気に収縮する際、周囲に飛沫が拡散するリスクが極めて高いと指摘されているのです。スタジアムという密な空間において、この行為がいかに危険であるかは想像に難くありません。

この発表を受けて、SNS上では瞬く間に大きな反響が巻き起こりました。ネット上では「あの風船が飛ばない甲子園や球場なんて寂しすぎる」「阪神ファンとしては辛い」といった悲しみの声が相次ぐ一方で、「命や健康には変えられない」「賢明な判断だと思う」と、球団の素早い対応を支持する意見も多く見られます。

編集部としては、今回の両球団による決断は非常に素晴らしい英断であると考えています。プロ野球という国民的エンターテインメントが、率先して公衆衛生の模範を示すことは意義深いです。伝統の応援スタイルが見られないのは寂しいですが、今はファンの安全第一でシーズン開幕を迎えたいものですね。

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