2019年07月31日、東北の未来を担う大きな節目となる会見が開かれました。新たに東北地方整備局長に就任した佐藤克英氏が記者会見に臨み、東日本大震災からの「復興・創生期間」の最終年度となる2020年度までの事業完成に対し、並々ならぬ情熱を燃やしています。このニュースを受けてSNS上では、「あと1年ちょっとで本当に形になるのか」「新しい道路ができるのを心待ちにしている」といった、期待と注目が混じり合った多くの声が寄せられているようです。
今回の抱負の中で特に焦点が当てられているのは、三陸沿岸道路などのいわゆる「復興道路」の整備です。現時点では全体の約3割がいまだ開通していない状況にありますが、佐藤局長はこれらを早期に完成させることを最優先事項として掲げました。物流や観光の動脈となる道路網の完成は、被災地の経済活性化に不可欠なピースと言えるでしょう。一刻も早い全線開通を願う地域住民の思いに、行政が全力で応えようとする姿勢が強く伝わってきます。
震災の記憶を未来の守り神に。加速する「震災伝承」への取り組み
ハード面の整備と並行して、佐藤局長が重視しているのが「震災伝承」というソフト面の施策です。これは、津波の驚異を物語る「震災遺構」などを活用し、当時の教訓を次世代や地域外へ語り継ぐ防災教育の枠組みを指します。単に施設を残すだけでなく、それを通じて「命を守るための知恵」を共有する仕組みづくりは、防災大国としての責務かもしれません。SNSでも「風化させない取り組みこそが最大の備えだ」という、共感のコメントが広がっています。
私自身の見解としても、インフラの完成を「ゴール」とするのではなく、そこから始まる新しい生活をどう守り抜くかが本質だと考えます。佐藤局長の言葉からは、コンクリートを積み上げる物理的な復興を超えた、東北の「心の復興」と「防災文化の醸成」への強い責任感が伺えます。2020年度という期限を見据え、現場が一つになって突き進む姿を、私たちはこれからも注視していく必要があるでしょう。東北の地が、安全と活気に満ちた姿で完全復活を遂げる日は、すぐそこまで来ています。
コメント