2019年6月上旬、例年であれば梅雨の時期に入り、集客が伸び悩む富山市内の宿泊施設や商業施設が、来週末のスポーツ関連イベントによって異例の熱狂に包まれています。その理由は、フィギュアスケート界のスーパースター・羽生結弦選手らが参加する豪華アイスショーと、大相撲夏場所で初の幕内最高優勝を果たした地元出身の英雄、朝乃山関の凱旋パレードという二大ビッグイベントが重なったためでしょう。
この相乗効果は凄まじく、富山駅前に位置する「富山エクセルホテル東急」では、6月14日(金)と15日(土)の客室が既に満室となっており、16日(日)もほぼ予約で埋まっている状況だということです。通常は団体客が多いという同ホテルですが、この週末に限っては、個人の宿泊客が大半を占めている点が非常に特徴的でしょう。梅雨の閑散期にもかかわらず、これほどの集客力を誇るというのは、まさにスポーツ界のスターたちがもたらす**「特需」にほかなりません。
同様の状況は「富山第一ホテル」や「ANAクラウンプラザホテル富山」でも見られ、14日と15日はほぼ満室に近い状態とのことです。特にホテル側は、アイスショーの予定があるためか、女性からの予約が非常に多いという印象を述べています。フィギュアスケートにおける羽生選手をはじめとするトップスケーターの人気の高さが、改めて浮き彫りになったと言えましょう。
⛸️世界的スターが集結!富山を熱くする豪華な祭典
富山市総合体育館で6月14日から16日にかけて開催されるアイスショーには、羽生選手だけでなく、平昌オリンピック金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手など、世界選手権で活躍したトップスケーターたちが出演します。世界トップクラスの選手が一同に会するアイスショーは、ファンにとっては何としてでも見たい夢のような機会でしょう。ちなみに、フィギュアスケートの世界選手権とは、国際スケート連盟(ISU)が主催する最も権威ある大会の一つであり、文字通り「世界一」を決める大会のことです。このような豪華なイベントが富山で開催されることで、全国から、いや、もしかしたら海外からも多くのファンが詰めかけているのかもしれません。
また、16日には市中心部で、大相撲で富山県出身としては103年ぶりに幕内優勝を果たした朝乃山関の凱旋パレードが予定されています。幕内最高優勝とは、大相撲の本場所(奇数月に年6回開催される場所)において、最も番付の高い「幕内」に属する力士の中で、全勝もしくは最も多く勝ち星を挙げた力士に与えられる栄誉です。地元の英雄が歴史的な快挙を成し遂げたことを祝うパレードは、富山県民にとって計り知れない喜びであり、その熱狂は宿泊施設の予約状況からも明らかでしょう。
この二つの大きな話題が重なる来週末は、富山市全体がお祭りムードとなるでしょう。富山駅に隣接する商業施設「きときと市場とやマルシェ」にある土産物店も、「これだけ話題のスポーツ選手が一堂に会するのは珍しいことです。来週末の売上に大いに期待しています」と笑顔で語っています。私の見解では、この熱狂は単なる一過性のブームに留まらず、富山市がスポーツや文化のハブ**として認知度を高める絶好の機会と捉えられるべきでしょう。
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