米国務省は2019年09月01日、ポンペオ国務長官が翌日の02日から03日にかけて、ベルギーの首都ブリュッセルを訪問することを明らかにしました。今回の外遊では、欧州連合(EU)の次期リーダーたちとの重要な対話が予定されており、国際情勢の緊張緩和に向けた一歩となるか注目が集まっています。
具体的な会談相手として、欧州委員長への就任が決まっているフォンデアライエン氏や、EU大統領に内定しているミシェル氏の名前が挙がっています。欧州委員長とは、EUの行政執行機関のトップであり、一方のEU大統領は加盟国間の利害を調整する、いわば「欧州の顔」とも呼べる極めて重要なポストです。
SNS上では「新体制のEUとアメリカが、最初から足並みを揃えられるのかが鍵だ」といった期待の声がある一方で、「イランを巡る制裁方針のズレを埋めるのは容易ではないはずだ」と、今後の交渉の難航を予想する冷静な意見も多く飛び交っているようです。
会談の主要なテーマは、中東情勢の火種となっているイラン政策や、ロシアによるミサイル開発への対抗策になると見られています。特にイラン問題は、2015年の核合意から離脱したアメリカと、合意の維持を模索する欧州との間で温度差があるため、深い議論が交わされるでしょう。
私は、このタイミングでのトップ会談は非常に意義深いものだと考えています。新首脳陣が正式に就任する前に、直接対話によって信頼関係の土台を築くことは、予測不可能な国際情勢において、民主主義国家同士の連携を強固にする最善の手段と言えるからです。
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