2019年09月20日の開幕まで、ついに残り1週間となりました。世界中が熱視線を送るラグビー・ワールドカップ(W杯)を控え、決勝戦の舞台となる横浜市では、かつてないほどの高揚感に包まれています。準決勝2試合を含む計7試合が開催されるこの地は、まさに今、官民が一体となって「ラグビー色」に染め上げられている真っ最中です。SNS上でも「横浜の街中がラガーシャツだらけ!」「パブリックビューイングが楽しみすぎる」といった期待の声が続々と寄せられています。
今回の大会は、東京都に比べて訪日外国人客の誘致に課題を抱えていた横浜にとって、街の魅力を世界へ発信する絶好の機会です。三菱地所グループが展開する「ランドマークプラザ」や「マークイズみなとみらい」などの主要施設では、2019年09月20日から23日にかけて豪華な抽選会を実施します。さらに2019年09月14日からは、館内の飲食店で大会を盛り上げる特別なメニューが登場するなど、街全体がラグビーファンを歓迎する祝祭の場へと進化を遂げています。
名門ホテルも、この世紀の祭典を食の演出で彩ります。横浜ロイヤルパークホテルでは、出場各国の代表料理を揃えたワールドワイドなビュッフェを展開し、横浜ベイホテル東急では2019年09月07日から、人気スポーツ雑誌の表紙を飾ったラグビーの歴史を振り返る展示を開催中です。単なる試合観戦に留まらず、こうしたラグジュアリーな体験を掛け合わせることで、国内外の観光客に対して「洗練された横浜」を強く印象付けられるのではないでしょうか。
生産量2.5倍!ビールと熱狂が交差する「ハイネケン」の聖地
ラグビー観戦に欠かせないものといえば、やはりビールですよね。キリンビール横浜工場では、大会公式パートナーである「ハイネケン」を国内で唯一ライセンス生産しています。2019年06月からは毎月11日に、ラグビーのルール解説を交えた特別な工場見学を実施していますが、あまりの人気ぶりに予約開始から数十分で満席になる事態が続いています。観戦客の喉を潤すため、9月の生産量は例年の2.5倍という驚異的なペースで稼働しているそうです。
ビールが不足する「機会損失」を防ぐべく、さらなる増産も視野に入れているという現場の熱意には、編集部としても頭が下がります。また、新横浜プリンスホテルでは、大画面での試合観戦と冷えたビールを同時に楽しめる「ラグビービアホール」の開催も予定されています。ちなみに「機会損失」とは、本来得られたはずの利益を、在庫不足などの要因で逃してしまうことを指します。これほどまでの準備が進む横浜に、もはや死角は見当たりません。
行政側のバックアップも非常に強力です。横浜市は西区の臨港パークに、入場無料で楽しめる「ファンゾーン」を設置します。ここには380インチという圧倒的なサイズを誇る大型スクリーンが設置され、計32試合のパブリックビューイングが実施される予定です。大型スクリーンで試合を中継するこの試みは、スタジアムに行けないファン同士が一体となって応援できる「第2の聖地」として、SNSでも大きな話題を集めることでしょう。
横浜市営地下鉄やバス、さらにはリニューアル中の横浜マリンタワーまでもがラグビー装飾をまとい、2019年09月13日からは観戦ガイドの配布も始まります。林文子市長が会見で語った「横浜を知っていただくための仕掛け」は、着実に街の景色を変えています。2020年の東京五輪を見据えた今、このW杯での成功は、神奈川の観光シーンを劇的に塗り替える試金石となります。世界中のファンと共に、私たちも歴史的な一歩を横浜で目撃しましょう。
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