ロンドン発のファッションウォッチブランド「オリビアバートン」が、日本の女性たちの心を鮮烈に掴んでいます。アパレル卸を手掛けるビヨンクールが展開するこのブランドは、2016年08月の日本上陸以来、破竹の勢いでファンを増やし続けてきました。2019年には、年間販売本数が前年比4割増となる7万本を突破する見通しで、その勢いはとどまる所を知りません。
SNS上では「文字盤を見るたびに癒やされる」「自分へのご褒美にぴったり」といった、デザイン性の高さを絶賛する声が相次いでいます。特に20代から30代の働く女性たちの間で、コーディネートの主役になれるアクセサリーとしての地位を確立しました。伊勢丹新宿本店やグランフロント大阪といった流行の発信地でも、その存在感は際立っています。
芸術的な文字盤と「アンダーザシー」が提案する新しい美意識
オリビアバートンの最大の特徴は、蜂やヒナギクといった自然界の美しさを閉じ込めた、絵画のように色鮮やかな「文字盤(ダイヤル)」にあります。時計の顔とも言えるこの部分に、立体的な装飾や繊細なプリントを施す技術は、まさに新興ブランドらしい大胆な発想と言えるでしょう。時計としての実用性を超え、手首に纏うアート作品のような趣を感じさせます。
特に注目を集めているのが、2019年10月現在も話題の「アンダーザシー」コレクションです。これは海の世界をテーマに、花々と貝殻を優雅にあしらったシリーズで、価格は税別2万円からと非常に魅力的です。ハイエンドなデザインでありながら、決して手が届かないわけではないという絶妙な価格設定が、多くの女性の背中を優しく押しているのではないでしょうか。
ここで「文字盤」という言葉について少し解説します。これは時計の時刻を示す目盛りが刻まれた板のことで、専門的には「ダイヤル」と呼ばれます。オリビアバートンはこのダイヤルを、単なる数字の背景ではなく、無限の表現が広がるキャンバスとして捉えている点が非常にユニークです。こうした細部へのこだわりが、ブランドの独自性を生み出しています。
編集者の視点:日常を彩る「手の届く贅沢」の重要性
私は、オリビアバートンの成功は「日常に溶け込むファンタジー」を提供した点にあると考えています。高級ブランドのような重厚感も素敵ですが、現代の女性が求めているのは、毎日の何気ない瞬間にふと目に入り、心を弾ませてくれるような親しみやすい美しさです。税別2万円前後という価格帯は、まさにそのニーズを的確に射抜いています。
さらに、この好調な波に乗る形で、2019年10月19日にはブランド初となるステーショナリーラインも登場します。小さな蜂と誕生石をあしらったボールペン(税別2800円)は、ギフト需要も高まりそうですね。腕時計だけでなく、ライフスタイル全体を彩ろうとするブランドの姿勢には、今後さらなるファン層の拡大を期待せずにはいられません。
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