日本列島に甚大な爪痕を残した台風19号の上陸から、2019年10月19日でちょうど1週間が経過しました。記録的な大雨による河川の氾濫は各地で深刻な被害をもたらしており、2019年10月18日午後9時の集計では、12都県で79名もの尊い命が失われるという痛ましい事態に陥っています。現在も4千人を超える方々が避難所での不自由な生活を余儀なくされており、被災された皆様の心労を思うと胸が締め付けられる思いです。
気象庁は、本日2019年10月19日も東北や関東地方で大雨が予想されるとして、緩んだ地盤による土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。福島県や宮城県を中心に被害は拡大しており、行方不明者の捜索も懸命に続けられている状況です。SNS上では「これ以上の被害が出ないでほしい」「復旧作業にあたっている方々に感謝」といった、被災地を思いやる温かい声や、現地の過酷な状況を案ずる投稿が数多く寄せられています。
インフラ復旧への光!北陸新幹線の直通運転が再開決定
交通網の寸断が続く中、ようやく明るいニュースが飛び込んできました。JR東日本は2019年10月18日、浸水被害により一部区間で運休していた北陸新幹線について、2019年10月25日から東京—金沢間の全線で直通運転を再開する見通しであることを明らかにしました。千曲川の氾濫によって長野市の車両基地が冠水し、全車両の約3分の1にあたる120両が浸水するという前代未聞の事態でしたが、懸命な調整が実を結ぼうとしています。
浸水した車両は、床下の精密機器に深刻なダメージを受けているため、当面の間は運行本数を通常の8割程度に絞っての再開となる予定です。ネット上では「1週間で全線再開の目処を立てた鉄道マンの執念がすごい」と驚きと称賛の声が上がっています。また、JR中央本線の高尾—大月間も2019年10月18日に運転を再開しており、生活の足となる鉄道網が少しずつ、しかし確実に息を吹き返しているのは、復興への大きな一歩と言えるでしょう。
一方で、インフラの完全復旧にはまだ時間がかかる見込みです。厚生労働省の発表によれば、2019年10月18日午後1時時点で、12都県の約9万5千戸で断水が続いています。「蛇口から水が出る」という当たり前の日常を取り戻すことが、被災者の皆様にとって何よりの切実な願いです。停電についてはほぼ解消されたものの、ライフラインの脆弱さが露呈した今、私たちは改めて災害に対する備えの大切さを痛感せずにはいられません。
未曾有の災害に対し、政府や各自治体には迅速かつ柔軟な支援を期待したいところです。特に堤防の決壊が71河川に及んだという事実は、今後の治水対策に大きな課題を突きつけています。一刻も早い復興のためには、単なる原状回復に留まらず、より災害に強い強靭なインフラ作りが求められるでしょう。編集部としても、被災地の一日も早い平穏な日常の回復を心よりお祈りするとともに、今後も正確な情報発信に努めてまいります。
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