ブルボン「アルフォート」が頂点へ!バイヤーが選ぶ個包装洋菓子ランキング2019

家族団らんのひとときや、仕事の合間のリフレッシュに欠かせない「個包装の洋焼き菓子」の世界で、いま熱い視線が注がれています。2019年11月25日、日本経済新聞社が実施したバイヤー調査の結果が公表され、名だたる人気商品がひしめく中でブルボンの「アルフォートFS」が栄えある首位に輝きました。食べたい分だけ手に取れる手軽さと、保存のしやすさが魅力の個包装カテゴリーは、現代のライフスタイルに完璧にフィットしているようです。

今回の調査でアルフォートが180点という高得点を叩き出した背景には、驚異的な「リピート購入率」があります。全粒粉を贅沢に練り込んだ香ばしいビスケットと、まろやかなミルクチョコレートが奏でるハーモニーは、まさに王道の風格です。SNS上でも「気がつくと一袋なくなっている」「結局これに戻ってしまう」といった声が相次いでおり、奇をてらわない上品で飽きのこない味わいが、消費者の心を掴んで離さない決定打となりました。

王座を激しく争ったのは、178点を獲得して惜しくも2位となった不二家の「カントリーマアム」です。誕生から35年という長い歴史を誇るこの商品は、バイヤーから圧倒的な「ブランド力」を評価されています。馴染み深い赤いパッケージは店頭でも抜群の存在感を放ちますが、今回は内容量や再購入の意向という項目で、わずかにアルフォートの後塵を拝する形となりました。とはいえ、その人気は今なお健在であり、不動の地位を築いています。

続く3位には、1983年の発売以来ファンを魅了し続けるロッテの「チョコパイ パーティーパック」がランクインしました。しっとりとしたケーキのような食感とチョコレートの贅沢感は、もはやお菓子の枠を超えたスイーツと呼べるでしょう。ブランド力においては83%という非常に高い支持を得ており、長年愛され続ける安心感とネーミングの分かりやすさが、バイヤーからの高い信頼に直結していることが見て取れます。

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メーカー別評価ではロッテが圧倒的な存在感を提示

ブランド別ではブルボンが制しましたが、メーカーとしての総合力で頂点に立ったのはロッテでした。10項目中8項目で首位を独占するという圧倒的なパフォーマンスを見せています。特に「新商品の開発力」や、商品を長期的なヒットに導く「ブランド育成力」が高く評価されました。現場を支える営業担当者の提案力や、売り場を盛り上げる販促策も隙がなく、組織全体として市場を牽引する力の強さが浮き彫りになっています。

一方で、今後の市場動向には新たな変化の兆しも見えています。調査に応じたバイヤーからは、健康志向の高まりを反映した商品開発を求める声や、環境問題に配慮した「プラスチックごみ削減」への対応を重視する意見が寄せられました。これまでは当たり前だった過剰な個包装を廃止し、より持続可能なパッケージへの転換を模索する時期に来ているのかもしれません。定番商品が強い市場だからこそ、次の一手が注目されます。

編集者の視点から見れば、アルフォートの勝因は「日常に溶け込む贅沢感」のバランスが絶妙な点にあると感じます。高価すぎず、かといって安っぽくない絶妙な立ち位置が、現代の堅実な消費マインドに合致しているのでしょう。今後は、従来の「美味しさ」だけでなく、健康や環境といった「社会的付加価値」をどう付与していくかが、次回のランキングを左右する大きな鍵になることは間違いありません。

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