世界を代表するハイブランド「ジョルジオ・アルマーニ・ジャパン」の社長、笹野和泉さんと、滋賀県を拠点に地域密着型のスーパーを展開する「平和堂」の社長、平松正嗣氏。一見すると対極にあるようなお二人ですが、実は1980年代のソニー入社同期という深い縁で結ばれています。1990年代初頭、平松氏がソニー会長の盛田昭夫氏の秘書として欧米を飛び回っていた頃、欧州の情勢に精通していた笹野さんは、平松氏にとって何よりも頼もしい羅針盤のような存在でした。
SNSでは「ソニーの同期から全く異なる業界のトップが生まれるなんて胸が熱くなる」「アルマーニと平和堂の社長が友人というギャップが面白い」といった驚きのコメントが寄せられています。特に興味深いのは、周囲から「二人は似ている」と評される点でしょう。単なる外見の印象だけでなく、壁を作らない気さくな人柄や、物事の本質を突く姿勢が共通しているからこそ、転職を経て異なる道を歩み始めた今でも、変わらぬ親交が続いているのではないでしょうか。
2019年春、東京・銀座に全面改装オープンしたアルマーニの旗艦店を訪れた平松氏は、その圧倒的な世界観に感銘を受けました。「旗艦店」とはブランドの象徴となる最重要店舗を指し、そこには究極の非日常が演出されています。一方で、平和堂が提供するのは日々の暮らしを支える日常です。しかし、平松氏は「戦うフィールドは違えども、お客様と真摯に向き合う姿勢の本質に境界線はない」と断言します。
異業種から受ける刺激!地域活性化への飽くなき情熱
「高級ブランド」と「生活必需品」という違いはあれど、顧客を魅了し、満足を提供しようとする情熱に変わりはありません。私は、平松氏が笹野さんの活躍を自分のことのように喜び、それを自身の活力に変えている姿に、真の友情とプロフェッショナリズムの融合を感じます。異なる業界のリーダーたちが互いにリスペクトし合うことで、新しいビジネスのヒントや、地域を豊かにするエネルギーが生まれてくるのでしょう。
今もなお日本と欧州の架け橋として颯爽と活躍する笹野さんの背中を追い、平松氏もまた「地域の活性化」という自身の大きな使命に向けて突き進んでいます。2019年11月28日現在、平和堂は地域社会に寄り添い、生活の質を向上させるための新たな挑戦を続けています。かつてソニーという同じ学び舎で育った二人の情熱は、それぞれの場所で豊かな文化と笑顔を育む源泉となっているに違いありません。
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