自己肯定感が成功の鍵?2019年11月最新ビジネス書ランキングから読み解く時代のトレンド

2019年11月18日から2019年11月24日にかけて、大阪の紀伊國屋書店梅田本店で集計されたビジネス書ベストセラーランキングが発表されました。今週の首位に輝いたのは、中島輝氏の著書『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』です。SNSでも「自分を認める習慣が身につく」と話題沸騰中で、現代人がいかに心の充実を求めているかが色濃く反映された結果となりました。

ランキングの上位を眺めると、自己肯定感や「ほめ方」といったソフトスキルの重要性が高まっていることが分かります。2位の『ほめ下手だから上手くいく』や3位の『楽しくない仕事はするな』からは、従来の根性論ではなく、いかに自分や周囲の感情をポジティブに動かすかという視点が、今のビジネスパーソンにとって不可欠な要素であることが伺えるでしょう。

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シリコンバレーの知恵と未来予測への高い関心

一方で、組織運営やテクノロジーへの関心も根強く、4位には『1兆ドルコーチ』がランクインしました。これはGoogle元会長のエリック・シュミット氏らが、伝説のコーチであるビル・キャンベル氏の教えをまとめた一冊です。シリコンバレーを支えた「コーチング」、つまり相手の潜在能力を引き出す指導法の本質を学ぼうとする層が厚いことも、2019年現在の大きな特徴と言えます。

また、5位の落合陽一氏による『2030年の世界地図帳』からは、SDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な指標を軸に、少し先の未来を正しく把握したいという切実なニーズが読み取れます。単なるノウハウだけでなく、世界規模の大きな視点と個人の思考術をセットでアップデートすることが、ビジネスの荒波を生き抜く「新常識」となっているようです。

編集者としての私見ですが、今回のランキングには「個の力」を最大化したいという強い意志が感じられます。メンタリストDaiGo氏や前田裕二氏の著書がランクインし続けているのも、読者が具体的なアクションプランを求めている証拠でしょう。年末に向けて仕事が忙しくなる時期ですが、こうした良書を手に取り、自分の「武器」を磨き直してみてはいかがでしょうか。

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