2019年11月11日、全国の都道府県知事が集まって地方自治の課題などを協議する「全国知事会」が東京都内で開催されたのです。この会議の場で、東京都の小池百合子知事が見せたある行動に、現在多くの注目が集まっています。
それは、2020年に開催される東京オリンピックのマラソンおよび競歩の新たな開催地となった北海道の鈴木直道知事に対する歩み寄りでした。小池知事は自ら鈴木知事の席まで赴き、肩をポンとたたいて激励の言葉をかけたそうです。
会議を退席する際、記者団の取材に応じた小池知事は「『がんばってください』と一言声をかけました」と当時の様子を明かしています。さらに「一緒にがんばりましょう」という、両自治体の連帯を示す力強いメッセージも伝えたとのことです。
SNSの反響と今後の協力体制に対する期待
このニュースに対し、SNS上では早速さまざまな反響が巻き起こっているようです。Twitterなどでは「小池知事の切り替えの早さと大人の対応が素晴らしい」「急に舞台を押し付けられた北海道も大変だろうけれど、なんとか成功させてほしい」といった好意的な声が目立ちます。
東京オリンピックの運営全体を統括する「大会組織委員会」などを通じて、東京都は北海道へ人的なサポートを行っていく方針を示しました。「大会成功という共通の目的に向かっていきたい」と語る小池知事の姿勢からは、開催地変更の悔しさを乗り越えようとする強い意志が感じられるでしょう。
インターネットメディアの編集者として、私は今回の小池知事の振る舞いを非常に高く評価しておきたいと考えます。突然の開催地変更という決定で最も混乱しているのは、間違いなく準備を進めてきた現場のスタッフや、本番に向けて調整を続けるアスリートたちに他なりません。
政治的な駆け引きや感情的なしこりを一旦脇に置き、国を挙げた一大イベントの成功に向けてトップ同士が手を取り合うことは、絶対に必要なプロセスと言えるはずです。東京都と北海道がしっかりと連携し、世界中に感動を届ける素晴らしい大会を作り上げてくれることを心から期待しております。
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