【2019年最新】中国経済に異変?投資も消費も過去最低水準へ…貿易摩擦が招く「失速の真相」を徹底解説!

アジアの巨大な龍、中国の経済成長に急ブレーキがかかっています。2019年11月14日に中国国家統計局が発表した最新の統計データによると、同国の経済を支える柱である「固定資産投資」や「工業生産」が、驚くほどの勢いで失速していることが判明しました。SNS上では「ついにバブル崩壊か」「世界の工場が止まる影響は計り知れない」といった、先行きの不透明さを危惧する声が次々と上がっており、楽観視できない状況が続いています。

今回の発表で特に衝撃を与えたのが、2019年1月から10月までの「固定資産投資」の伸び率です。これは、工場建設やインフラ整備など、将来の利益のために投じられる資金の動きを指しますが、前年同期比で5.2%増に留まりました。この数字は、比較可能なデータがある中で過去最低という不名誉な記録です。地方政府の財布事情が厳しくなり、道路や鉄道といった公共事業への投資が、思うように進んでいないことが背景にあるようです。

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主力製品の生産が軒並みダウン!鉄鋼やセメントにも波及

実体経済の体温とも言える「工業生産」も、2019年10月は前年同月比4.7%増という厳しい結果に終わりました。好調だった2019年9月の揺り戻しを期待していた市場からは、落胆の色が隠せません。自動車やスマートフォンといった個人向けの製品だけでなく、これまで景気を下支えしてきた鉄鋼やセメントといった素材産業までもが、マイナス成長に転じています。これは建設現場の活気が失われつつあることの、決定的な証拠と言えるでしょう。

さらに、長期化する米中貿易摩擦が、輸出産業の肩を重くしています。2019年10月の輸出向け販売額は、3ヶ月連続で前年を下回りました。上海で開催された輸入博覧会でも、工作機械メーカーの幹部が「納入先の倒産が怖い」と漏らすなど、現場の危機感は最高潮に達しています。私は、この「現場の怯え」こそが最も深刻な指標だと考えます。数字上の減速以上に、企業がリスク回避に動き出すことで、経済の血流がさらに滞る悪循環が懸念されます。

お財布の紐は固く…「影の銀行」の縮小が影を落とす

消費者の動向も芳しくありません。2019年10月の「社会消費品小売総額」は伸びが鈍化し、家計の余裕がなくなっている様子が伺えます。特に、消費者物価指数(CPI)が上昇、つまり身の回りの品物が値上がりする一方で、名目上の売上伸び率が下がっている点は見過ごせません。11月の大型ネットセール「独身の日」を控えた買い控えの影響もあったでしょうが、人々の生活防衛意識は、我々の想像以上に高まっているようです。

景気の先行指標とされる「資金調達額」も、2019年10月は約3年ぶりの低水準となりました。中国当局による「シャドーバンキング(影の銀行)」への規制強化が、皮肉にも中小企業への資金供給を絞る結果となっています。影の銀行とは、通常の銀行融資を通さない不透明な金融ルートのことですが、これに頼っていたインフラ投資などが一気に息切れしています。政府の対策が実を結ぶのは来年以降との見方が強く、冬の時代はまだ続きそうです。

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