キリンビバレッジは2019年11月18日、人気茶飲料「キリン 生茶デカフェ」において、ペットボトルの飲み口付近に傷が確認されたとして、約430万本の大規模な自主回収を行うことを明らかにしました。このデカフェ商品は、カフェインを気にする層から絶大な支持を得ていただけに、今回の発表は多くの愛飲者に驚きを与えています。
今回のトラブルの原因は、容器の口部分に生じた傷によって「密封性」が損なわれている可能性がある点にあります。密封性とは、中身の液体が外気と遮断され、品質が保たれている状態を指す専門用語です。ここが不完全だと、未開封の状態でも空気が入り込み、中身が酸化したり変質したりするリスクが否定できません。
SNS上では「毎日飲んでいたからびっくりした」「手元のボトルの期限を確認しなきゃ」といった困惑の声が広がる一方で、「健康被害が出る前に公表して回収するのは誠実な対応だ」と企業の姿勢を評価する投稿も目立ちます。幸いなことに、2019年11月18日の発表時点では、実際に体調を崩したといった報告は寄せられていないとのことです。
企業としては、信頼を守るために迅速な判断を下したといえるでしょう。飲料は口にするものですから、わずかな不安要素も取り除くのがメーカーの責務です。私個人の見解としても、ブランドの価値を維持するためには、隠さずオープンに情報を開示することが、結果として長期的なファンの獲得につながるのだと感じます。
対象商品の見分け方とスムーズな返金・交換の手順
お手元の商品が回収対象かどうかは、キャップの下に印字された賞味期限で判別可能です。具体的には、2020年4月20日から2020年6月20日までの日付が記載されているものが該当します。該当品をお持ちの場合は、品質に万全を期すため、封を切らずに保管しておくのが賢明といえるでしょう。
回収の手続きは非常にシンプルで、キリンビバレッジの公式サイトにある専用フォームから申し込むことができます。登録を行えば、指定の日時に宅配業者が自宅まで回収に訪れてくれる仕組みです。また、着払いで直接返送することも認められており、後日、商品代金に相当するクオカードが送付される対応となっています。
もし手続きに関して不安な点があれば、専用のフリーダイヤル「生茶デカフェ商品係」で相談を受け付けています。430万本という膨大な数ですが、一つひとつ丁寧に対応する姿勢からは、消費者の安全を第一に考える企業の決意が伝わってきます。まずはパントリーや冷蔵庫の中を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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