【2019年最新】ノルウェー産サーモンが世界を席巻!年収3倍を実現した驚きの「ハイテク漁業」と持続可能な戦略とは?

回転ずしの人気ネタといえば、真っ先に名前が挙がるのがサーモンです。その世界最大の供給国であるノルウェーが、今まさに異次元の成長を遂げています。2019年11月27日現在、ノルウェー水産物審議会のレナーテ・ラーセン氏は、世界140カ国へ輸出されるサーモンが今後も年5%のペースで拡大していくと予測しています。

特にアジア圏での需要は凄まじく、巨大市場の中国ではノルウェーの全生産量を回しても足りないほどの熱狂ぶりを見せているそうです。日本市場についても、2020年には前年比で最大8%もの成長が見込まれています。SNSでは「ノルウェー産は脂の乗りが違う」「ハイテクで管理されているから安心」といったポジティブな声が目立っています。

ノルウェーの強みは、単なる自然の恵みだけではありません。特筆すべきは、漁業を「ITと専門職の結晶」へと進化させた国家戦略にあります。注目すべきは、若者に大人気の「フィッシュドクター」という職業です。これは大学で5〜6年も学ぶ魚の健康管理のエキスパートで、いわば魚の専門医が養殖現場を支えているのです。

スポンサーリンク

年収は日本の3倍!?稼げる産業への劇的転換

驚くべきは、その圧倒的な収益性でしょう。日本の沿岸漁業者の平均年収が240万円ほどとされる中、ノルウェーの養殖担当者はその3倍、天然魚の漁師に至っては3〜4倍もの収入を得ています。高給が得られるため、医療系や技術開発といった多様な分野から優秀な若者が次々と集まり、産業全体が活性化するという好循環が生まれています。

かつてはノルウェーも乱獲による不漁に苦しみ、政府の補助金で食いつなぐ時代があったといいます。しかし、約30年前の1980年代後半から大胆な水産改革に着手しました。その柱となったのが「資源管理」です。科学的な調査に基づき、それぞれの漁船に「漁獲枠(捕っていい魚の量)」を厳格に割り当てるシステムを導入したのです。

ここで重要なのは、漁師たちが「もっと捕りたい」という目先の欲を抑え、将来のために枠を守るという合意を形成した点です。科学的なデータを信じ、政府と現場が対等に議論する文化が、今の成功を築いたと言えるでしょう。2019年現在の日本も漁業法改正によって資源管理を強化しており、ノルウェーの歩みは非常に参考になります。

現在、世界的な気候変動の影響は避けられませんが、ラーセン氏は「より深く科学を学び、資源管理を徹底することこそが唯一の道」と説いています。私は、日本も伝統的な職人技に最新のデータ分析を掛け合わせることで、再び「稼げる水産大国」として復活できると確信しています。持続可能な漁業こそ、21世紀の最強のビジネスモデルなのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました