【長崎・五島列島】双日が高級リゾートホテル進出へ!世界遺産と極上グルメで富裕層を魅了する離島の新たな挑戦

エメラルドグリーンの海に囲まれた長崎県の離島、五島市が今、大きな転換点を迎えています。大手総合商社の双日が、この地に富裕層をターゲットとした高級ホテルの建設を決定しました。2018年には観光客数が前年比13%増の24万人を記録するなど、注目度が急上昇している五島列島ですが、これまでハイエンドな宿泊施設の不足が大きな課題となっていたのです。

SNS上でも「五島は魚が最高に美味しいけれど、ゆっくり泊まれる宿が少なかった」「商社が手掛けるなら期待大」といった声が上がっており、感度の高い旅行者の間で早くも話題を呼んでいます。今回のプロジェクトは、2人1室で1泊10万円ほどという、これまでの島内にはなかった価格帯の客室を20室から30室ほど整備する計画で、ラグジュアリーな旅を求める層に真っ向から応える内容となっています。

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世界遺産の価値を支える「受け入れ態勢」の進化

追い風となっているのは、2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されたことです。五島市内には「旧五輪教会堂」や「江上天主堂」といった、弾圧を乗り越えた人々の祈りが息づく貴重な構成資産が点在しています。しかし、素晴らしい歴史的価値がある一方で、市内の宿泊収容能力は2018年時点で2000人にも満たず、大きな行事がある際にはパンク状態に陥ることもありました。

そこで期待されるのが、単なる宿泊場所の確保に留まらない「質」の向上です。国内外のセレブリティを満足させる施設が誕生することで、これまで五島を訪れることのなかった層への強力なアピールが可能になるでしょう。個人的には、文化遺産の静謐な空気感と、大手商社のプロデュース力が融合することで、島全体のブランド価値が一段階引き上げられるのではないかと確信しています。

食の宝庫・五島から世界へ羽ばたく1次産品

五島列島の最大の武器といえば、対馬海流がもたらす豊饒な海の幸です。年間100種類以上もの魚介類が水揚げされ、高級魚として知られるクエや伊勢エビのほか、アジやサバも驚くほどの鮮度を誇ります。さらに「五島牛」のような幻のブランド肉や地元の焼酎など、美食家を唸らせる素材には事欠きません。これらの資源が高級ホテルを通じて提供されることで、地場産品の認知度は飛躍的に高まるはずです。

1955年に9万人を超えていた五島市の人口は、2015年時点で3万7000人まで減少しており、地域の活力を保つためには「交流人口」の拡大が不可欠です。双日の進出をきっかけに、官民が手を取り合ってインフラ整備や販路開拓を進める姿勢は、地方創生の理想的なモデルケースと言えるでしょう。島が本来持つ美しさと贅沢な時間が融合する未来が、2019年11月19日の発表を経て、いよいよ動き出そうとしています。

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