スマホ不要でタクシーを呼べる!DeNAの新端末「MOVコール」が拓く横浜・川崎の次世代移動体験

タクシーを呼びたいけれど、スマートフォンの操作が苦手だったり、アプリをダウンロードしていなかったりして困った経験はありませんか。そんな課題を解決すべく、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、横浜市や川崎市と連携した新たな取り組みをスタートさせました。2019年12月05日から開始されたこの実証実験では、専用の配車端末を設置することで、アプリを介さずにタクシーを呼び出せる仕組みを構築しています。

今回導入されたのは「MOVコール」と呼ばれるタッチパネル式の専用端末です。横浜市立市民病院などの医療機関に先行設置されており、2019年12月中には話題の新スポット「横浜ハンマーヘッド」への設置も予定されています。利用者は画面を操作するだけで、簡単に配車依頼を完了できるのです。ネット上の反応を見ても「病院帰りにスマホを操作するのは大変なので、据え置き端末はありがたい」といった、利便性の向上を歓迎する声が上がっています。

このシステムでは、配車依頼後に端末からレシートが発行される仕組みを採用しています。そこにはタクシーの到着予定時刻や乗車場所、予約番号が記載されているため、初めての人でも迷う心配がありません。DeNAが展開する次世代タクシー配車サービス「MOV」に登録されている約3500台の車両が対象となっており、車椅子の方でも利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)車両も選択できる点は、非常にきめ細やかな配慮だと感じます。

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IoT技術が支える「誰もが移動しやすい街」への挑戦

ここで注目すべきは、あらゆるモノがインターネットに接続される「IoT(Internet of Things)」という最新技術の活用です。タクシー車両と設置端末がリアルタイムでデータをやり取りすることで、スピーディーな配車が可能になっています。私は、こうした先端技術が「スマホを持たない層」を置き去りにせず、むしろ公共の場で誰もが恩恵を受けられる形へと昇華されている点に、このプロジェクトの真の価値があると考えています。

もともとこの取り組みは、横浜市が掲げる社会課題解決のためのプロジェクトから2017年に端を発し、着実に実績を積み重ねてきたものです。今回の2020年03月まで続く予定の実証実験を通じて、公共施設や観光地での利便性がさらに証明されれば、移動の自由度は飛躍的に高まるでしょう。テクノロジーが一部の人のものではなく、すべての人の生活に寄り添う道具へと進化していく様子は、まさに理想的なスマートシティの姿と言えます。

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