モータースポーツを愛するファンにとって、これほど胸が高鳴るニュースはないでしょう。トヨタ自動車は2019年12月11日、来る2020年1月10日から開催されるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」にて、新型スポーツハッチバック「GRヤリス」を世界初公開すると発表しました。世界中の注目を集める「GR」シリーズの第2弾として、いよいよその全貌が明かされる瞬間が近づいています。
「GR」とは、トヨタのモータースポーツ活動を担う「GAZOO Racing」が手掛ける専用ブランドです。単なる市販車のカスタマイズに留まらず、レースで培った知見を惜しみなく投入して開発されるのが特徴といえるでしょう。復活を遂げた「GRスープラ」に続くグローバルモデルとして登場するこの1台には、並々ならぬ期待が寄せられています。SNS上では「ついに本命が来た!」「ヤリスの皮を被ったモンスターに違いない」といった熱い声が溢れ返っています。
さらに、正式なお披露目に先駆けて、2019年12月15日には富士スピードウェイにてテストカーの走行イベントが実施される予定です。開発段階からファンの前に姿を現す手法からは、トヨタがこの車両に込めた絶対的な自信が伝わってきます。私も編集者として、単なる「速い車」を超えた、ドライバーの魂を揺さぶるような操作性を期待せずにはいられません。効率重視の時代だからこそ、こうした尖ったマシンの登場は心強い限りです。
拡大を続けるGRシリーズとトヨタの挑戦
近年のトヨタによるスポーツカー戦略の勢いは、目を見張るものがあります。2019年10月15日には軽オープンスポーツの「コペン GR SPORT」を発売し、さらには人気SUVである「C-HR」にもスポーツ性能を磨いたグレードを設定しました。幅広い車種に「走る楽しさ」を付与していくその姿勢は、既存のユーザー層だけでなく、若年層の車離れを食い止める大きな一手となるのではないでしょうか。
今回登場する「GRヤリス」は、ベースとなる新型ヤリスの骨格を使いつつ、競技での勝利を見据えた専用設計が施されていると噂されています。いわゆる「ホモロゲーションモデル」としての性格を色濃く持つことで、往年のラリーファンも納得の仕上がりになるはずです。これほど情熱的な開発が2019年の今、大手メーカーによって行われている事実は、自動車産業の未来が決して無機質なものだけではないと証明してくれています。
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