【注意喚起】新聞広告の「褒め上げ商法」にメス!広告会社「広報堂」への業務停止命令と巧妙な勧誘の手口

自慢の短歌や俳句が全国紙に載るという魅力的な言葉の裏に、巧妙な罠が隠されていました。消費者庁は2019年12月14日までに、東京都港区に拠点を置く広告会社「広報堂」に対し、特定商取引法違反を理由として3カ月の業務停止を命じたことを明らかにしました。あわせて経営陣にも同期間の業務禁止を言い渡すなど、極めて厳しい処分が下されています。

今回の処分で注目すべきは、同社が用いた「褒め上げ商法」という手法です。これは消費者の作品を過剰に称賛し、自己承認欲求をくすぐることで高額な契約を結ばせる悪質な営業形態を指します。具体的には、一度の広告掲載につき通常24万円という高額な費用を請求していました。断っても執拗に食い下がるその勧誘スタイルは、多くの市民に恐怖を与えていたようです。

SNS上では「自分の趣味を逆手に取られるなんて許せない」「高齢者がターゲットにされるのは胸が痛む」といった怒りの声が相次いでいます。特に、クーリングオフを希望した利用者に対して支払いを強要したり、多額の未払いがある高齢者にさらなる契約を迫ったりしたという実態には、企業のモラルを疑わざるを得ません。中には約1500万円もの契約を結ばされた女性もいたとのことです。

2017年04月以降、同社に関する相談は196件にものぼり、その過半数が高齢者によるものでした。編集者の視点から見れば、表現活動を楽しむ心を利用する手口は文化への冒涜とも言えるでしょう。不自然なほど作品を褒めちぎり、金銭を要求してくる電話や訪問には、まず疑いの目を向けることが重要です。甘い誘い文句に惑わされず、まずは周囲や専門機関に相談する勇気を持ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました