2019年12月18日のニューヨーク株式市場は、これまでの快進撃から一転、静かな足踏み状態を迎えました。ダウ工業株30種平均は、前日と比較して27ドル88セント安の2万8239ドル28セントで取引を終了しています。わずか0.1%の下落ではありますが、実に6営業日ぶりの反落となったこの動きに、市場関係者の間では緊張感が走りました。
連日のように史上最高値を塗り替えてきた直後ということもあり、市場には「少し上がりすぎではないか」という警戒感が漂っています。こうした心理状態は専門用語で「相場の過熱感」と呼ばれ、株価が実力以上に買われすぎていると判断された際に、利益を確定させるための売り注文が出やすくなる現象を指すものです。
SNS上では「ついに一服か」「ここが押し目買いのチャンスかもしれない」といった個人投資家たちの多様な声が飛び交っています。堅調な上昇トレンドが続いていただけに、この小さな反落を単なる調整と見るか、あるいは流れの変化と捉えるか、ネット上でも活発な意見交換が行われており、投資家たちの関心の高さがうかがえるでしょう。
私自身の見解としては、今回の下落は極めて健全な休息であると考えています。休むことなく上昇を続ける相場は、時として急落のリスクを孕むため、こうした適度な利益確定売りが入り、過熱した空気を冷ますことは、中長期的な上昇トレンドを維持するためには不可欠なプロセスといえるはずです。
2019年12月18日の終値を見ても、ダウ平均は依然として高い水準をキープしており、市場の基礎体力は失われていません。今後、投資家たちが次なる買い材料を求めてどのような動きを見せるのか、そしてこの微減が明日以降の活力に繋がるのか、ニューヨーク市場の動向からますます目が離せない状況が続くでしょう。
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