生理用品の「当たり前」が変わる!ユニ・チャームが仕掛けるSNSで話題の「紙袋いらず」な新デザインとは?

生理用品を購入する際、レジで中身が見えないよう紙袋や不透明な袋に包まれる光景は、日本では長らく「当たり前のマナー」として定着してきました。しかし、そんなこれまでの慣習に一石を投じる画期的なプロジェクトが動き出しています。衛生用品大手のユニ・チャームは、主力ブランド「ソフィ」において、固定観念を覆す新しいパッケージデザインの商品を、2019年12月10日に発表しました。

今回の試みは「#NoBagForMe(ノーバッグフォーミー)」というプロジェクトの一環として企画されました。これは「袋はいりません」という意味を込めた活動で、生理についてよりオープンに語り合える社会を目指すものです。SNS上では「隠さなきゃいけないという空気感に違和感があった」「可愛いデザインなら持ち歩くのも楽しくなる」といった共感の声が溢れており、現代の女性たちのリアルな意識が反映されています。

開発にあたっては、様々な分野の第一線で活躍する5人のインフルエンサーが協力しました。彼女たちの感性を取り入れたデザインは、これまでの生理用品にありがちだったパステルカラーや花柄といった「典型的な女性らしさ」とは一線を画しています。そのままお部屋に置いてもインテリアに馴染み、買い物袋からチラリと見えても恥ずかしくない、洗練されたビジュアルが最大の魅力と言えるでしょう。

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猫モチーフやモダンな柄が彩る期間限定のラインナップ

展開されるアイテムは、ナプキン、タンポン、おりものシートの3種類となっています。特に目を引くのは、愛らしい猫が描かれた「ソフィ ソフトタンポン」のデザインです。9個入りで税別300円前後という手に取りやすい価格帯で設定されており、2020年2月ごろまでの期間限定で店頭に並ぶ予定です。こうした遊び心のあるパッケージは、生理という憂鬱になりがちな期間に、ささやかな癒やしを与えてくれます。

ここで注目したいのは、インフルエンサーという、消費者に近い視点を持つ存在が開発に関わっている点です。インフルエンサーとは、SNSなどを通じて世の中に強い影響力を持つ人物を指しますが、彼女たちが「自分たちが本当に欲しいもの」を形にしたことで、圧倒的な当事者意識が宿っています。単なる「見た目の変更」ではなく、女性が抱える心理的な障壁をデザインの力で解消しようとする姿勢は非常に高く評価できます。

私は、この取り組みが日本の「隠す文化」をアップデートする重要な一歩になると確信しています。生理は恥ずべきことではなく、生活の一部です。パッケージが素敵になることで、選ぶ楽しさが生まれ、会話のきっかけが増えるのは素晴らしい変化でしょう。2019年12月10日から始まったこの挑戦が、今後どのような広がりを見せ、社会の意識をどう変えていくのか、期待を持って見守りたいと思います。

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